千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

レザー教室風景と作品

2022-05-02 08:00:00 | レザー教室
先日の教室生徒さんOさんです。
スマホケースを製作します。

今、お使いになっているケースから型紙を
作ります。
初めての型紙製作はこんな感じで既存の
物を写して構造を知る事も勉強になります。
何故、この大きさなのか
縫い代はどの位、取っているのか
留め具の位置は何故、ここなのかなど
注意深く見ると理由が必ず、あります。
そんな事を知識として覚えておくと
これからの作品作りに役に立ちますね。











型紙製作後、革を切り出し
製作していきます。
構造が理解できると作り方も理解できる
のでスムーズに進みます。
あとは縫い穴をあけて縫うだけですが
穴を開ける事や手縫いも慣れるまでは
流れに任せて進めるのではなく、その都度
確認しながら進めていく事が大事です。
【ただ縫う】のではなく、指にかかる
テンションや張りの入り方など確認
しながら進めます。
これは長年、やっている私でも慎重に
進めていますので、多分、慣れる事は
ないと思いますので、頑張って下さいね。
お疲れ様でした










続いては生徒Iさんです。
こちらは置き型の機械を携帯したいとの
事でその為のケースを製作していきます。

機械の通りの形で型紙を作っていきます。
実寸を写してから使用する革の厚みや
縫い代を考慮してその寸法分大きくします。

本体に丸底をつける形ですので、丸底と
本体に数ヶ所、【合マーク】をつけてます。
それぞれの合いマークの位置を合わせて
接着してから縫っていきます。
こういう合わせの物はきっちり、サイズを
計り、計算し、数字を合わせていかないと
大きくなったり、小さくなったりして
しまうので丁寧に進める事が大事です。
途中で面倒臭がると精度の高い物は製作
できません。
その辺も楽しんで進めて頂きたいですね

Iさんはピッタリサイズの物ができました
後は首からぶら下げられるように工夫して
紐をつけたら完成です。
後日談ですが、完成して問題なく使えたと
お話していました。
初めての構造でしたので苦労した点も
あったと思いますが、この構造はバッグ
などでも使用しますので覚えておくと
後々、役にたつと思いますよ。
お疲れ様でした










最後は生徒Tさんです。
Tさんは壊れたベルトのお直しです。

合皮(左側)なので途中で切れてしまった
ようなので、同じサイズで作り直し。
使用した革は牛革クロム鞣しです。
革の間には切れないように伸び止めテープ
で補強して周りを縫って、ベルトの布部分
に縫い付けたら完成です
綺麗にできましたね
少し時間が余ったので、、、、











ヌメ革で実験です
革は性質上、濡れると柔らかくなり、乾く
と硬くなります。
それを利用したコードクリップ製作。
もっと長くして斜めにクルクルしたら
その形をキープするんじゃない
そしたら、太いコードでも細いコードでも
自在に束ねられるんじゃないっていう
発想からの実験です
カチカチに乾いた状態が気になりますが
そこまで乾くのには2日位かかるので結果は
後日という事でお開きです。
どんな感じになるのか楽しみですね。
Tさん、お疲れ様でした





















minne ギャラリー
↓   ↓
【minne ギャラリー】








ぺスドクさんの世界
↓   ↓
【ぺスドクさんの世界】







ホームページ
↓   ↓
Handmade Leatherwork Akashi





住所   千葉県柏市南柏1-2-6 
     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これから始めるレザークラフ... | トップ | レザー教室生徒さんの作品 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レザー教室」カテゴリの最新記事