放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

鎌倉漫歩景(番外編)

2013年05月24日 13時57分41秒 | やさしいごちそう
さて、鎌倉で感動した味。
おせんべい、かまほこ、そしてシラス


おせんべいは焼きたてのところをかじりついたもんだから幸せになれた。
かまぼこは、その上品な味にやられた。

シラスは、実はかなり変化球な出会いをした。


それは一日目の夜のこと。
小町通りで夕食(&お酒)を摂りにいったお店で、ピザを注文した。
きけばシラスが載っているピザだという。

何も知らないで話だけ聞くと「ミスマッチ」で終わってしまいそうなメニュー。
「そりゃどんなもんだい?」っていう好奇心だけで頼んでみた。

しばらくして、来たお皿を見てちょっと歓声があがった。

なるほど、たしかにシラスがピザに載っかっている。さらに青海苔とチーズがちりばめてある。
チーズのほんのり黄色に青海苔があざやか。
ここへタバスコ(オトナ限定!)をかけるとさらに華やいだ。

熱いうちにかぶりつくと、青海苔がうまくシラスを引き立ていて、チーズとも上手くマッチしていた。

これはシラスが生臭くないから出来るんだろうね。
大概、シラスってゆでてしまうとイワシのような香りがでてしまう。さっと湯にくぐすくらいがちょうどいいのだ。
それでも普段そのまま食べるのには抵抗があって、大根おろしをかけたり、青紫蘇ドレッシングなんかかけちゃったりする。

ここではほとんど手をかけていないような気がする。それなのにチーズや青海苔など、加熱タイミングが難しい食材ばっかり組み合わせているんだから、「技あり」ってことだよね。


おいしいおいしい夜でした・・・。


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