退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#266:1年経ちました。

2014-05-01 10:01:52 | アメリカ便り
われながら感心しています。
3日坊主の私が、1年もブログ続けているとは。。。
これも、読む人がいるからです。
他人にとっては面白くもないであろう私事を、文句も言わずに黙って読んでくれる人がいるというのはありがたいことです。
これからも、37年のアメリカ在住、27年のサイエンティストとしての経験に物言わせて、好き勝手なことを書いていきたいと思います。

今回の札幌滞在も後、1日です。
明日はヨリさんの施設への入居準備、兄のお見舞い、掃除。
また10月まで留守にします。
でも私もこの先どうしたら良いのでしょうか。
老いは増すばかり。
セントルイス―シカゴ―成田―札幌―札幌の南のはずれにある自宅と、丸1日かかる旅行もだんだん体にこたえて来たし。
実家の家は築45年で、セントルイスの我家に増すぼろになってきたし。

私としては日本が住み易い。
アメリカ在住37年たってますます日本がよく感じます。
日本に住んでいる人は、この日本の良さがわからないのですが。

今回は特に、初めて日本で健康診断を受けて、その気持ちは頂点に達しました。
なんと安いのでしょう。
アメリカの病院、医者の顔を見るだけで、1万円は取られます。
ちなみに獣医もオフィスに足を入れるだけで、5000円は取られます。
その他もろもろのテスト(血液検査、尿検査、胸部レントゲン)をしたら、すぐに10万円はいきます。
アメリカでは、17%ほどの人が健康保険に加入していないそうです。
この数値を見るだけではそれほど悪くは無い感じがします。
でも、保険に加入してもよほど病気がひどくならない限り、医者にかからない人がほとんどだと思います。
というのは、アメリカの保険(日本の健康保険はどうなっているかわかりませんが)にはディダクタブル(控除免責金額)というのがあって、安い保険はこれが非常に大きいのです。
年額、20万30万なんていうのは普通です。
つまり、最初の医療費20万30万は自腹払いということです。
おまけに、控除免責金額を満たした後でも、実費の20%から50%は自腹払いです。
だから、アメリカでは健康診断なんて悠長なことをやっている人は、健康診断国家日本みたいに多くはないのです。
日本は、健康診断国家です。
しかし、しかしですよ、皆さん。
毎年健康診断する必要ってあるのでしょうか。
特に、75歳以上の後期高齢者。
医者ではないのでわかりませんが、1年ぐらいで症状体調がそんなに変わるのかしら。
国民の毎年の健康診断を1年おきにしたら、財政、いくらセーブできるでしょうかね。

ハブグレジュンタのマミー

子供やら主人より、ハブちゃんジュンタの顔のほうが眼に浮かびます。会いたいな~