退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#269: 明日は、息子の卒業式

2014-05-09 23:13:54 | アメリカ便り
明日は、息子の卒業式です。
実際には去年12月に卒業しているのですが、卒業式そのものは年1回5月にあるだけなので延期となっていました。
最初は出たくないとか何とか言ってましたが、"けじめをつける為にも出なさい"と言ったら素直にいうことを聞いてくれました。
式は2時からとのこと。
息子は12時半に式場に行かなければならないので、12時に会うことになりました。
と言うことは、8時半には家を出なくては。
でも私の主人は、確実に待ち合わせ時間に遅れる人なので、いつも待ち合わせ時間を30分ぐらい早めに伝えています。
3時間半のドライブ、ゆっくり寝ていられるな~。

映画“グラヴィティー”を見た人がいると思います。
サンドラ ブロック主演の映画です。
アメリカのアカデミー賞では、7つの賞を取りました。
この映画を見なかった人の為に、ちょっと説明をします。
ロシアが自国の衛星を破壊したことによってできた宇宙ごみにより、ケスラーシンドロームと言う連鎖反応的衛星破壊が起こり、無数のごみが発生した。
映画でもロシアは悪い国だ(これは私の単純な意見です)。
そのごみが宇宙空間での船外作業現場を破壊する所から映画が始まるのです。

今日のブログはこの宇宙ごみについてです。
どうしてそうなったかと言うと先程ニュースで見たからです。
この宇宙ごみ、一般にはあまり知られていませんが最近問題視されてきています。
最初の衛星同士の衝突は、2009年アメリカとロシアの衛星の間で起きました。
これは、事故だったそうですが、、、、、
この時の衝突によって、5センチ以上の大きさのごみが23,000個、1センチ以下のごみが推定で
400,000個発生したそうです。
どうやってこの推定値を出したかまるっきりわかりませんか、と言うより、そんな推定値を出すことができるなんて考えてもみませんでしたが。
物理ってすごいですね。
今現在1100の衛星(サテライト)が宇宙に存在するそうです。
そんなにあったなんて知りませんでしたが。
インターネット、クラウド、GPSの時代なんですよね。
地球全体をカヴァーするのに最低何個の衛星が必要かどうか、生物系の頭脳で調べてみると、赤道上36.000kmの宇宙空間に静止衛星が3個必要だそうです。
たった3個で北極南極(この場所の為には、周回衛星が必要だそうです)を除いた、地球上すべての地域がカヴァーされるそうです。
使用目的等で、その数も増えるのでしょうが1100もの衛星って必要ないような感じがしますね。
その内、宇宙旅行なんかも始まるだろうし。
そうなると、宇宙船にぶつかってくるごみも心配になってくる。
交通事故じゃなく、ごみ事故です。
命がけの宇宙旅行ですね。
ま~、老い先短い、お金も無いと言う私は心配しなくてもいいですが。

ハブグレジュンタのマミー