退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#275:庭の木と外見的判断

2014-05-22 21:03:02 | アメリカ便り
我家の庭にあった大きな木がついに切られてしまいました。
もう死んでしばらくたっていたのをほっといたのですが、電線の上にたおれたら大変ということになり、切って貰いました。
5人がかりで2時間かかりました。
この5人、一人は高校ドロップアウト的の若い子、一人は頭に黒い黒人特有のバンダナを巻いた黒人、一人はまじめそうなメキシコ人、一人はごく普通の白人、ボス的存在の白人らしき人(色が黒すぎて判断不可)は薬中毒的な刺青が一杯書かれた細い体をもつ人でした。
この人達がきた時、私は病院に行って家にいなかったので、娘曰く、この人達が庭に入ってきた時、“電話を持って地下に逃げた"とのこと。
そりゃそうでしょう、一度は刑務所のお世話になったように見える人が“林間学校みたい”といわれるぐらい奥まった所にある我家の敷地に入ってきたら。
人は外見で判断してはいけないけど、このようにあからさまな外見を保有する人達、やはりしてしまいます。
ちなみに我家は日本人の知り合いが来た時、“こんなところだったら、殺されていてもわからないなあ~”とも言われる位、奥まったところにあります。
このボス的存在の人と話をしましたが、なかなか面白い人でした。
でも、あちらこちら歯が抜けていてわかりにくかったですが。

結局は木一本切るのに725ドルかかりました。
安いのか高いのかわかりませんが。
おまけに“柿の種”一袋をつけてあげました。

外見といえば、先日ユーチューブで面白いものを見ました。
フランスで実験的に、路上で倒れている浮浪者的格好をしている人と、スーツ姿の人を見て、ぞれそれに通行人が言葉をかけてくるまで何分かかったかを調べたそうです。
結果は悲惨でした。
浮浪者には誰も眼もくれず通り過ぎる人ばかりでしたが、スーツ姿にはすかさず大勢の人が寄ってきました。
日本ではそんなことないでしょうね、と私は信じているのですが。
でも念のために皆さん、特に年よりはできる綺麗な格好でいましょう。

先週降った雹です。



725ドルの伐採






ハブグレジュンタのマミー