退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#458: ひまだ~

2015-03-10 14:21:55 | アメリカ便り
今日も娘の召使い。
娘は去年9月にアパート一人住まいから、“女4人で1軒家”に変わりました。
娘はちょっと考え過ぎのところがありまして、すんでいたアパートで独居老人が孤独死し、しばらく死体が放置されていたと聞き、一人で住むのが怖くなったそうで、ルームメイトを持つことに決めました。
でもこの4人の住む家においても、結局はめいめいばらばら。
自分の部屋を閉めたら誰も来ないし、ノックをしてたずねることもあまりないよう。
娘曰く、ルームメイトがいても孤独死するといってました。
親(母親)の良さが少しはわかったかな。
来週の水曜日にギブスを取るそうで、それが終わったら木曜日ぐらいにまた9時間運転して帰ろうかと思います。

娘は、誰とでも(ほとんど)すぐお友達になれる私と違って、非常にお友達ができにくい人です。
これは別に娘の性格が悪いというのではなく、非常にナイーブで“友達への要求事項”があまりにも理想的過ぎるという点からでしょう。
人間千差万別という事を理解しなければならないのですが、その境地まで行ってません。
ボーイフレンドとはうまくいっているようですが。
人間相手の付き合いというのは難しいです。
犬、動物相手のほうがずーと楽です。
当たり前ですが。
そのため、めんどくさいことはいやな私の主人みたいに、ほとんどまるっきり他人と付き合わない人もいます。
主人は最小限の付き合い、私と通しての付き合いしか他人と接するということをしません。
昔友達のいない主人を見て、娘は“私もお父さんみたいになる”と恐れていました。

今の世に中、インターネット、コンピューターがあればそれで十分満足している人がたくさんいます。
有機質の人間が無機質の機械としか友達となれなくなる、または、その無機質を媒体として他人と話す。
私は今、娘のところで非常に暇なときを送っていますが、それでもコンピューターを持ってきたので、死にそうなつらさはないです。
私は、チャットも、ファイスブックもライン、ツイッターとかもしません。
それこそめんどくさいです。
そんなことまでして、友達付き合いしたいとも思わないし、そんな友達もいません。
年に何回かあって一緒に騒いだり、メールで近況を知らせあったりするだけで十分です。
私にとって友達とは、いつも一緒にいたり電話で話したりしなくてもよいものなのです。
年に何回か、何年かに一回とか会うだけで、自然と空気が和んでいくので十分です。

ハブグレジュンタのマミー