退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#463:我輩はハブである。パート2

2015-03-17 21:12:25 | アメリカ便り
今日は娘のルームメイトをミネアポリスの飛行場まで送ってきました。
ロスである何とかかんとかのミーティングだそうです。
ついでに娘も同伴。
帰りにペットショップに行ってモルモットを見てきました。
これは娘の提案です。
残念ながら、アルバイノ(白子)のモルモットが一匹しかいませんでした。
でも懐かしいですね。
学生のとき、実験用に繁殖していたモルモットをツガイでもらってきたことがありました。
この2匹、生めよ増やせよで子沢山。
生まれるたびもらってくれる家を探すので大変でした。
2匹とも私がアメリカに渡った後も、元気で9歳で大往生しました。
よりさん面倒見るのに大変だったでしょうに。

いよいよ明日、娘のギブスが取れます。
娘は年頃の娘らしく、傷の大きさを心配しています。
明日からは、ブーツになりますが、車の運転は無理。
でもいくらバスが発達しているといってもここはアメリカ。
日本みたいには行きません。
車がなければ生活できません。
だから、右足ブーツでも運転しなければならないときがあるので、明日病院のあと広い駐車場にでも行ってちょっと運転練習をしてきます。
二人そろって、ギブスなんてことにならなければ良いですが。

ハブチャンの続きです。

マミーは犬が、馬鹿がつくほど大好きです。
だから、犬を見かければ必ず、すいつかれるように犬のほうに行ってしまいます。
おかげで、引き綱につながれた僕までも、得体の知れない見ず知らずのチワワから、セントバナードぐらいの大きな犬のそばに行かなければなりません。
もちろん、やきもちやきの僕としては非常に頭にきます。
ジュンタがマミーとじゃれあうのを見ても頭にくる僕が、見ず知らずの犬がマミーと仲良くして、頭にこないわけがないです。
だから僕としても相手が小さい犬でも大きい犬てもかまわず、あの犬の優勢行動(乗っかるやつです)を取るのです。
マミーは困ったように僕を引き離そうとしますが、僕もできるだけ、がんばって誰が上かを見せ付けてやります。
本当にマミーぐらいの犬好きを僕は知りません。
特に二人の子供が家から出て行った後は、僕たちが人間様の子供になった気分がします。

マミーは僕が1歳半ぐらいのとき、僕をパピーしつけ教室に連れて行き始めました。
僕としてはマミーと二人だけで、いられるのでうれしかったですが、車で往復1時間10分は大変でした。
というのはマミーの運転は性格が示すように非常に荒っぽいからです。
ほとんどの道は高速。
何事もすばやいマミー、運転もこれまた早い。
制限時速、65マイルのところは、“10マイルオーバーまでは大丈夫”なんてことを言って、74マイルぐらいで突っ走る。
そして、普通の道路に入るとブレーキとアクセルを交互に踏む。
僕は車の中で、前につんのめったり、後ろに押し倒されたりで、クラスにつくまでにすっかり消耗してしまいました。
でも僕みたいな賢い犬が、どうして馬鹿犬どもと一緒にしつけクラスに通わなくてはいけなかったかしばらくわかりませんでした。
おまけに近くにあるパピークラスに行かないで、どうしてこんな遠くまで来なくてはいけなかったのかもわかりませんでした。
クラスが終わってやれやれと思っていた僕に、マミーは“やっぱりハブチャンは利口。次のクラスに進もう”なんて、僕にとっては奈落の底に落ちた感じがしました。
“クラスはしょうがないというか、かわいい犬も結構来ているので何とかなるけど、あの運転はね~”。
“でも次のクラスってなんだろう?、マミーはいったい何を考えているんだろう?”。

この続きはまたのお楽しみです。
長くなると文句がうるさいので。

ハブグレジュンタのマミー