退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#578:またまたMass Shooting (銃乱射事件)が起こりました。

2015-12-06 22:48:15 | アメリカ便り
最近のニュースを見て、“この世の中、どうなっているんだろう”と感じるのは私だけではないでしょう。
地球温暖化、旱魃、豪雨、地震、テロ、内戦、戦争、飢餓、津波のように押し寄せる難民、人口増加、様々な汚染。
さらにはFIFA, IOCの汚職、ロシア陸上の国がらみのドーピング、おまけで巨人軍選手のやくざがらみのギャンブル(巨人大鵬卵焼き時代が懐かしい)。
その他の、世界各地で行われている“自分さえ金と力を維持できたらほかは知るか”的政治、会社運営。
私の年金の行方がかかっている株もめちゃくちゃだし。

とにかく暗いニュースばかりです。
私が朝起きたら、すぐに見るテレビチャンネル、アルジャジーラが選りすぐって暗いニュースばかりを見せているわけではないと思うのですが。
おまけにテレビ番組も、ゾンビーやら、スパーナチュラルの番組がやたら増えたし。
ちなみに、これを書いている今も、ゾンビーランドと言う番組を見ながら書いています。

私の人生、それほど残り時間がありませんが、子供の時代になったらいったいどうなるんだろうと真剣に考えます。

先日カリフォルニアのセントバナーディノで起きた、夫婦による銃乱射事件では14人が亡くなりました。
パキスタン移民の両親からシカゴで生まれた28歳の夫、パキスタン出身で、サウジアラビアで育った29歳の妻。
夫はレストランの衛生検査士で年間800万円のサラリーをもらっていたとのこと。
妻も人前に出ることのないおとなしい主婦だったそうです。
この二人(?、片方だけかもしれませんが)がいつの間にかイスラム国信仰に傾き、このテロ行為を行ったとのことです。
これで感じることは、難民、移民を受け入れる難しさです、ガンコントロールの必要性です。
ガンコントロールの必要性は当たり前と思うのですが、アメリカの大部分の人にとっては“当たり前”には程遠いことになっています。
先ほどの演説でオバマが言ってましたが、“飛行機にも乗れないような危険人物が拳銃を買うことができることを禁止にしなければならない”。
この程度なんです、現在のアメリカのガンコントロールは。
これだけの拳銃乱射事件が起きても銃の販売禁止にはならない。
危険人物が拳銃を買うことができなくても、その知人親戚が買って与えることもできるでしょうに。
そんな簡単なことがわからないのでしょうか。

日本人の私は、“ばっかみたい”とひとことです。

こういった拳銃乱射事件が起きた後では、拳銃の売り上げが上がります。
テロも怖いですが、今のアメリカ、テロで殺されるより一般人が持っているガンで殺される確立のほうが高い感じがします。
アメリカ社会、西部劇時代に戻って行きそう。

私はイスラム教と言うか宗教についてはネガティヴな意見しかないのですが、宗教は信じる人によってはガンと同じくらい怖いものになると思います。

ハブグレジュンタのマミー