退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#579:宗教とは、、、、

2015-12-07 22:33:01 | アメリカより言いたい放題
今日は息子が夕食にやってきました。
いつものことながら、メールしても電話しても無視し続ける息子です。
隣人アリッサも同様に、アフリカ、ウガンダに渡った息子に無視され続けられているとのこと。
息子に見捨てられた母親同士、昨日の朝は3キロのトレイルを歩きました。
もちろん車に乗るのを非常に嫌がるジュンちゃんも連れて。
逃げ回る65パウンドの犬を、車に抱きかかえて入れるということは苦難の技です。

もう何回も書いてますが、私にとって宗教、そして、それに己の人生を左右される人は摩訶不思議な存在です。
自分の人生、自分で決めろと言いたいところですが、この世の中、強い人もいるし、弱い人もいる。
この世の中から宗教がなくなったらどうなるでしょうか、というか宗教が始まったきっかけというのなんでしょうかね。
この課題はこれから勉強して明らかにしていきたいと思います。
わかったら皆さんにも教えます。
いつになるかわかりませんが。

昨日、アメリカの有名なエヴァジェリスト(*)が、“あれ、ま~”と思わざるを得ないことを言いました。
この人ジェリーフォアウエル ジュニアというヴァージニアのクリスチャン大学の学長をしている人です。
この人は、はっきり言って父親の後をついで学長になった人です。

この人、学生10,000人の前で、“イスラム信者が襲って来る前に、善者(この場合、白人クリスチャンを意味している)はガンを身に着けてそれを打ち落とそう”と言ったのです。
それに対して、白人クリスチャンで占められている学生集団は歓声を上げて賛成したのです。

これって、本当にそうなったら、イスラム国ジーハッドより怖いんじゃない、と私は思います。
だってアメリカでは、今でもテロで死ぬより、日常のガン関与の犯罪で殺される人のほうが遥かに多いんだから。
それが,論理的にものを考えられない大学生がガンを常に身につけるようになったらどなるんでしょう。
実に恐ろしい考えです。
そして、それをキリストの伝道者というものが平然と薦めるのだから困ったもんだ。
きっとあの世で、ジーザスクライスト怒っているだろうね。


(*)辞書には伝道者と書いていますが、これが違うのです。私の定義で言えば、テレビで日曜日の朝なんか良く見られる、神の伝道者と言うより、自分の偏見に満ちた感覚を何も知らない迷える若者、棺おけに足を半分突っ込んだよな年寄り、極端な思想の持ち主等に、脅しをかけながら金をふんだくり、洗脳を行う人達のこと。

かえこちゃんの家の近くの古いチャーチ。



ジュンちゃん



ハブグレジュンタのマミー