退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#732:

2016-08-24 13:48:11 | アメリカ便り
酔っ払って我が家の台所の床で、共に一夜を過ごしたナンシーの母親が亡くなりました。
昨日は、ヴィジテイション(日本のお通夜)に行ってきました。
こちらのお通夜はほとんどが葬儀屋で行われ、並んだ訪問者が順にふたの開けられたお棺の前に寄って、死者に最後の別れを告げるのです。
初めて見るお母さん、ナンシーにそっくりの顔できれいに着飾り、横たわっていました。
自分がだんだん年をとってきて残り時間が少なくなってきた今、死というのは永遠の別れというよりは、また“あっち”で会うまでの一時的なお別れのような気がしてきました。
私も年をとったものだ。

いろいろなブログを見る機会が多くなりましたが、誹謗中傷嘘八百ブログの多いのに驚きです。
そして、そんなブログを読む読者の多いこと。
“こんなあほらしいブログを読むぐらいだったら、私のブログを読んだらいいのに”と思いますが。
今日見たのは(チラッと見ただけです、あほらしいので読みはしません)、なんか唖然とさせられました。
見出しが、“アメリカでは家庭栽培禁止法が成立し、家庭では自給自足のための野菜を育てることができません”。
ご丁寧に、ポリスが家庭栽培しているの“かしらと思わせる”男女に手錠をかけているところの写真を載せていました。
まず中身のないこのような写真をこういう風に使ってほしくないですね。
ひょっとしてこの人たち、法律違反の植物(大麻とか)を育てていたのかもしれないし、児童虐待で捕まったのかもしれない。

まずそんな法律ができたら、自己主張の強いアメリカでは一般のアメリカ人が許しておかないでしょう。
日本の“憲法9条改正反対、政府の言うことすべて反対”する、一部の日本国民(多くはたぶんアチャラの人たちでしょうが)とは大違い。
アメリカ人は現実的な、そして自分たちにインパクトが強いようなことに対しては声を上げます。
たとえば性転換者のトイレ問題とか、、、何てこととは違いますよ。
家庭菜園禁止令なんて聞いたことがない。
あちらこちらで、大規模小規模な家庭菜園は堂々と当たり前に行われています。
私のところでもやりたいけど、やらないのは野生動物のえさになるだけだからやらないだけです。
おまけにこのブログでは、TPPが成立したら日本でも家庭菜園が禁止になるとか。
まず、TPPが成立するかどうかなんかわかりもしない。
さらにはTPPにより、アメリカの家庭菜園禁止法(本当にこんな法律あるかどうかもわからない)が日本でも有効になるなんてありえない。

このブログでは、GMOやらモンサントに対する悪口もぐたぐた。

GMOやらモンサント、すべてに関わった私ですが、有機栽培でまもなく100億人となる人口どうやって食べさせるのでしょうね。
教えてほしいです。

国民一人ひとりが勉強し知識を正しく取り入れ判断しなければならない世の中です。

ハミングバード。非常にすばしっこい









ハブグレジュンタのマミー