退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#858: サービス:いろいろのサービス(のない)業者

2017-05-23 22:31:57 | アメリカ便り
今日はいろいろなサービス業者のお話です。

私がこのぼろやに32年も住んでいるのはお金がないばかりではなく、いろいろな業者と接するのがめんどくさいからです。
それから家は雨風寒さを防いでくればよいという考えもあります。

もう何億回もアメリカにはサービスがないと言ってますが、誰が客だか業者だかわからない業者の態度、実に腹が立ちます。
その例を並べていきます。
1.家具やら、電気製品を買い家に届けてもらうように頼むと、“午前中(8時から12時)か午後(12時から5時)どっち?”となる。日本みたいに2時間単位で配達なんてことは絶対にない。さらにはこの“午前と午後”でもその時間内にくることは絶対といってよいほどない。
2.電話や電気製品等の修理を頼むと1日単位となる。“月曜日か火曜日”というように。そうなると一日中修理屋がやってくるまで家で待っていなければならない。そして5時ごろ電話が来て、“今日はいけません”と来る。退職した今はまだいいけど、仕事をしていたときは本当に腹が立ちましたね。
3.新しく家を建てようなんて思ったら、家の大きさにもよるけど、半年から1年くらいはかかる。“あっちが終わらないから、こっちがはじめられない”とか言って。ちゃんとコーディネーションしろ。商売だろうが。“何年やってんだ”です。本当に図体ばかりでかくて頭が悪いのが多い。日本の大工さんやら土建屋さん、すそ幅の広いパンツを足元できちっと締め、地下足袋はいて、身軽に子気味よく機敏に動き回る、見ていて気持ちがよいものです。これだもの日本では家が建つのは早い。
4.デパートに行くと、日本では売り子さんが客に対して気配りをしているのがわかります。“このお客さん、お手伝いが必要かしら”なんていう風に。だから、こちらのデパートのように売り子を探し回らなければならないなんてことはほとんどないです。

これはほんの一例です。
そしてすべてに共通しているのは、アメリカでのお客の定義というものが日本のそれとは違うということです。
お客がありがとうといい、時間に遅れてやってくる業者が誤ることはめったにない。
“しょうがないだろう、遅れたって。仕事しているんだから”。てな感じ。
遅れるのが当たり前となっている。

日本のサービス業、お客をお客として扱ってくれる。
当たり前の話だけど、アメリカでは当たり前ではないのです。

これ以上書いていると、夜寝れなくなるのでやめて起きます。

ハブグレジュンタのマミー