退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1261: 知らないことの罪:ワクチン

2019-07-29 09:39:46 | アメリカ便り
雨が降っています。
と言うことで、ジュンちゃんキキちゃんの朝のお散歩は中止。
でも西の空が少し明るくなってきたので、しばらくしたらやむかな~。
いや、ひょっとして、まだ空の大部分を占めている暗雲が勝つかもしれない(日本社会では起こってほしくないですね)。

今日は半年に1回行く歯のチェックアップ。
車が一台ほど買えるくらい費やしている私の歯、この先インプラントやらなんやら考えるとだましだまし歯の寿命を延ばすしかないです。

先日歯が20本以下だと、認知症になる率が倍近くになるとかなんとかと言う記事を見ました。
アーこわ。

私の育った時代は年を取ったら(50歳以上)、みんな総入れ歯なんて感じだったから、それほど歯に重点を置いていない時代だった感じがします。

それが失敗の元。
やはり、歯は大事にしましょう。

さて今日は#1245の続きみたいな感じです。

今年4月までのアメリカ国内における麻疹感染者は1148人で1992年以来、そして2000年に国内における麻疹撲滅を発表してから最悪となったそうです。
世界的に見ても1月から4月までの感染者は去年の同じ時期と比べて3倍にも増えたそうです。
麻疹に感染している人のそばにいた人は90%の確率で麻疹に感染するそうです。
更には感染した4人に1人は入院しなくてはならないほど重症になります。
そして感染した人の1000人に一人か二人は亡くなるそうです。

麻疹ワクチンが紹介され30年たった2000年に撲滅宣言がされたアメリカで、どうして再び流行し始めたのでしょうか?

理由は親が子供にワクチンを受けさせなくなったからです。
以前にも書きましたが、こういった麻疹のような感染症は人口の96%の人がワクチンをしていないと意味がなさないそうです。
今年の麻疹はニューヨークで大流行しました。
ニューヨーク市長は麻疹ワクチンを受けたことのない人で麻疹に晒された人が、すぐにワクチンを受けない場合、1000ドル罰金を課す場合がある、と発表しました。

それに対して、ある父母会のメンバーはすぐにニューヨークを告訴したそうです。
アメリカでは、50万人ほどの人がアレルギーや免疫疾患でワクチンを受けることができないそうです。
こういう人、そして1歳以下の乳児は周りの人がワクチンを受けているという仮定に依存しています。

ワクチン接種を子供に受けさせない親、または自分が受けない親、肝心なことを認識していないと思います。

続きは次回と言うことで、、、

ハブグレジュンタのマミー