退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#171:ここはすっかり冬の始まりでした。

2013-11-23 10:04:37 | アメリカ便り
昨日もよく寝れました。
いつもの不眠症がどこに行ったのかな~と言う感じです。
やはり、3週間札幌の街中レンタカーで駆け回ったせいでしょう。
セントルイスの道路は車のためにあるもの。
歩行者も自転車もほとんど見かけないので、札幌では充分以上に気をつけないと何人撥ねることになったか。
何回か危ない目に会いながらも、何とか事故もなく帰ることができました。
ヨリさんは、高齢者住宅、またの名を老人ホームでどうしているでしょうか。
また、“一人で大丈夫”と言って逃げ出さなければ良いのだけど。
スイートポテトさんではないけど、いつまでも自宅で暮らすのが一番。
でも、その自宅住まいも家族が一緒に住むから良いので、いくら充分だと思われる介護がついても、やはりだめだと思います。
私の母の場合も介護ヘルパーさん達に、朝、昼、晩と来てもらいました。
だけど、夜、家に一人でいる、寝なくてはいけないと言うことが、高齢者にとっては非常に不安になると思います。
母の場合もそのためにだんだんおかしくなり、10月に入院2回となったのだと思います)。
高齢者は一人になりたくないのです(若干若い私たち、いや、多分どんな人も一人にはなりたくないと思います)。
一人になるという不安を取り除くことが大切だと思います。
特に夜は。
母に対しては、今、この状況の中では、最善の選択をしたと思います。
兄のことを知らせなかったのも、母を良く知る私と禮ちゃんの選択でした。
認知がひどかったら知らせたかもしれないけど、半端(?)な認知な為、不安定な状況の中にいる母に兄の事を知らせたら、ショックで呆け呆けになると心配したから知らせなかったのです。
後は、禮チャンに任せて、母に知らせる機会を見つけてもらいます。
倒れた時から見ると兄は大分回復しましたが、母に教えるまでにはまだまだあるとおもいます。
禮ちゃんよろしくお願いします。

ハブグレのマミー




#170: Willingness(辞書で調べてくださ)

2013-11-22 09:13:15 | アメリカ便り
昨日は、ANAのラウンジでシャンペン4杯飲んで、飛行機の中で始めてぐっすり5時間ストレートで寝ることができました。
やはり3週間走り回った為、疲れていたのでしょう。
でも、せっかく乗ったファーストクラス、寝ないで飲んで食べてやろうと思ったけどだめでした。
あ~、もったいない。

ラウンジのシャンペンで気が大きくなったせいか、96ページと言う大量の翻訳の依頼にOKを出してしまい、只今、後悔の真っ只中です。
12月15日締め切り。
自分の力量も考えず、酒の力で受理してしまった。
しょうがない、やるしかないでしょう、、と言う私の理念で終わらせます。

さて今日の題名も英語です。
いつも日本からアメリカの空港に降り立ったら、先ず思うことは、"なんとデブの多い国なんだ"ですが、今回は、"なんと、働く意欲気力(willingness)のない国なんだ"でした。
と言うのは、私いつも成田ーシカゴ線を利用するのですが、シカゴの税関、毎回本当にひどいです。
先ず、そこで働く人(ほとんどは、東ヨーロッパ系の移民)の仕事に対するやる気のなさ、長旅で疲れている人達を、税関審査の苦痛から早く開放してあげようと言う(そこまでいかないまでも)気持ち親切心のなさに腹立たしさを覚えます。
今回もいつもの税関1時間半待ちを経験。
どうして、毎日毎日同じことを繰り返しているのに、改善しようとしないのか、私にはわかりません。
日本の税関と違って、アメリカの税関は、ちょっとでも文句を言ったら手錠をかけられそうな雰囲気なので、だれも何も言わないのだと思います。
だから、余計、ここで働く人達は、のさばっているのだと思います。

だから皆さん、アメリカ,特にシカゴで乗り換えを考えている人は、税関通過2時間を見ておいたほうが良いと思います。
グローバルエントリーと言うのもあって、海外旅行を多くする人は、100ドル払って、バックグラウンドチェックを受けた後、税関通過がしやすくなると言う方法もあります。
私は、今度これを利用しようと思います。

ここアメリカでは、すべてに対して、この"willingness"の欠如を目の当たりにすることができます。
うわべの"willingness"でさえもない時が多いです。
アメリカ版公務員(ガーバメントワーカー)は特にひどいです。
皆さん日本は良いです。

さて3週間ぶりの我家。
思ったとおり、鉢植えは、一滴の水ももらわなかったため、生き生きしているのは、サボテンだけでした。
水をあげたけど、他の皆生き返ってくれるか。
ハブちゃんとグレーシーは、運動不足のため肥満的になっていました。
掃除機は、一回も作動しなかったようで家中ごみだらけ。
こんなもんでしょう。
毎回です。

では、また。
ハブグレのマミー



#169:また帰ります。

2013-11-21 01:08:20 | アメリカ便り
今、成田の全日空のラウンジにいます。
ファーストクラスのラウンジは、ビジネスクラスのラウンジとは格段の差がある感じ。
制服のANAのお姉さん達がサービスしてくれます。
そうです、今回は、マイルの無駄ずかいをしてファーストクラスで帰るのです。
このブログ、シャンペンを飲みながら書いています。

なんと夢のような3週間の滞在であったか。
いつもの私の日本滞在は、好きかって、あっち行ったりこっち行ったりで遊び放題だったのが。
今回は、その長年のつけがたまっていたのでしょう。
初日の“兄倒れる、心配停止30分”で始まり、最後は、“我儘ばあちゃんを、老人ホームに送り届ける”で終えました。
兄はその後、3週間で、病院スタッフもたまげるげるほどの回復を果たし、(と書いた所で、姉ちゃんを呼んでシャンペン2杯目です。この分では、飛行機に乗る前にぐでんぐでんになりそう)介護されて立つこと、ができるようにもなりました。
意識も時々には正常になるようで、質問に首を振ったりして答えることができます。
でも、眼が見えているかどうかはまだわかりません。
大まかな影はわかるようですが。

私の兄なので、大丈夫です。
奇跡的な回復をとげます。
妹の私が確信しています。
退職後の人生楽しまなきゃそんそんって。

今朝、家を出る前に、いつもは存在を忘れられている、極楽トンボの親父に頼んできました。
兄ちゃんとヨリさんを守るようにと。
7回忌忘れたわけではないけど、次回するのでよろしく。
親父は、私と同じに“良いんでない”的性格なので、7回忌スキッップしても気にしないでしょう。
と書いた所で、シャンペン3杯目です。
まだ搭乗まで1時間もあるのに。

禮ちゃん大変お世話になりました。
おねえちゃん(13歳も離れているけど)がいなかったらだめでした。
おねえちゃんがいるから安心です。
いつかファーストクラスでアメリカに来てもらいます。
本当!!!

彩子、ルンちゃん、兄ちゃんを頼みます。
でも先は長くなると思うから無理のないように。
できる範囲でがんばってください。
兄ちゃんもそう思っています。

少々(?)酔っ払い気味ですがこのへんで失礼。

次回は、デブ蔓延のアメリカから。

はぶぐれのマミー

#168: 常識と法律。

2013-11-18 18:03:58 | アメリカ便り
先日、テレビで特別機密保護法案に対する討論を、家事の合間にちょっと耳にしました。

その中で、"常識的判断による(多分賛成派)" 対 "常識より法律が勝つ(多分反対派)”と言う意見がありました。
この法律設置後も常識を使って判断できる派と、国民の言論の自由やらいろいろな自由がこの法案設置によって奪われる派と言うことです。
私にとって、特別機密保護法案を "常識”と“法律”という見地で論争することに興味をおぼえました。
でも家事の合間だった為、内容を聞けなかったので、これからは私の意見をちょっと。

秘密を守ることができない国は、やはり、他国からの信頼を失うことにつながると思います。
その点で言えば、グローバル化(私はこの言葉が嫌いですが)に伴い、このような法案(存在していない先進国は日本だけと聞きますが)を作って秘密保持強化を図るのは良いことでしょう。
しかし、ウィキリークやスノーデン問題でもわかるように、現在、世界中で秘密が秘密でいられる環境が破壊されてきています。
2000s年代、秘密を秘密として保持するのはますます不可能となって行くと思います。
前にも言ったと思いますが、グローバル的に秘密をなくすれば良いのです、、、なんて夢物語ですが。

私個人の考えでは、法案設置反対派が言うように、戦時中の憲兵隊みたいなのが出現し、言論の自由が失われると言う極端なことは、今の日本そして若者を考えると、99%起こらないと思います。
常識的に考えると、日本は、戦時中の、言論統制化にわずかながらでも戻ることはありえません。
日本は常識が通用します。
ちなみに、それを壊すのが法律や弁護士だと思いますが。
一見、常識がないような人達にも、単一国民である日本人としての、人間としての常識が通用すると思います。

その点、教育レベル、人種、文化、宗教において多民族国家であるアメリカ(だけではないと思いますが)では、それを期待できません。
だから、すべてに、法律、弁護士を立てて、ことを進めなければならないのです。

昨日は、ヨリさんをパチンコに連れて行きました。
1時間半ほどやって、3000円づつ使って、ヨリさん1500円戻ってきました。
でもパチンコ屋の、タバコの煙すごいですね。
あんな所に定期的に行く人考えられません。
働いている人、職業病対策考えたほうが良いと思います。
パチンコ屋経営者は、後々起こる、使用人による告訴に備えたほうが良いと思います。

今日は、お昼から、ヨリさんの新しいホームへ行って少々準備をしてから、兄の病院へ行ってきます。
昨日、兄は、“いやいや”をしたそうです。
良かった。

ハブグレのマミー



167: ドライブ日和でした。

2013-11-17 06:26:20 | アメリカ便り
今日は晴天、ドライブ日和。
いつも一人で留守番しているよりチャンを、ドライブに連れて行きました。
目指すは、標高1898mの羊蹄山。
約6000年前以降、活動はしていないそうですが、2003年に気象庁によって活火山と指定されたそうです。
蝦夷富士とも呼ばれて、形は富士山みたいに見事なシンメトリー。
家を出てから中山峠を通り、写真撮影。
見事に青い空に、これまた見事にくっきりとそびえ立った蝦夷富士。
更に、西に向かい喜茂別で、またまた見事な蝦夷富士撮影。
これほど綺麗に見えた蝦夷富士は、本当に本当に久しぶりです。
これで、この1ヵ月半ほどの間に私の周りで起きた、数々の仏滅もあけることを願います。

ドライブから帰ってきてから、母に友達と映画に行くといって、おじ、おばを連れて病院へ行ってきました。
今回の滞在中、何回映画を見たり、買い物に行ったりしたことやら。
今日の兄は、ちょっと疲れ気味。
この2,3日数多く見られた"うなずき"は少なめ。
私も早めに帰ってきました。

病院へ行く前に、ヨリさんに“ハタキを作っておくように”と支持したら、飲むものも飲まず、食べるものも食べずにやっていました。
おまけに、使うようにと出しておいた布は使わず、どこから出してきたかわからないT-シャツを切って作っていました。
自分の意地を通し人の支持は受けなくても、まだ自分で考えることができる、ということを見せつけていました。

兄の意識もまだら。
母ヨリさんの認知もまだら。






ハブグレのマミー