退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#294: ワールドカップサッカー1日目、たかがスポーツされどスポーツ

2014-06-12 22:59:39 | アメリカ便り
私の主人はサッカーが大好きです。
もちろん参加するのではなく、観戦するのが。
今日は3時半から始まるワールドカップサッカー第一ゲームのため、仕事を抜け出して家に帰ってきました。

アメリカと言えばやはりフットボールが人気ナンバー1でバスケットボールと野球が次に続きます。
サーカーはマイナーですね。

今日のワールドカップサッカー1日目のゲームはクロアチア対ブラジル。
日本の審判が主審となりました。
はじめの3分の2は良くやっていたと評判は上々でしたが、あのペナルティーキックをブラジルに与えたことによって、評判は下がりようもないぐらい下がりました。
こちらのゲーム後の討論会では、めちゃくちゃ言われてました。
“八百長だ”、“審判失格だ”とまで言われてました。
私も、テレビでリプレイを見た限りでは、選手同士が接触していなかったように見えました。
主人、ブラジル対クロアチアだったので、静かに第3者的立場に立って評価していましたが、これが対アメリカ戦だったら、めちゃくちゃ審判をけなしていたことでしょう。
明日の新聞には、きっと中国、韓国の徹底的に審判をけなした記事が載っていることでしょう。

たかがスポーツ(されどスポーツ)のことに観戦者は非常に真剣になります。
日本ではJ リーグやら阪神、日本ハムの応援とか、応援する側が選手達と一体化した感じで応援をしています。

そんな応援の仕方こちらではないですね。
あくまでも選手は選手、応援する側は応援する側と言った感じ。
そりゃもちろん単純陽気なアメリカン、喜怒哀楽が激しい応援ですが。

でもそんな応援の仕方が変わることがあります。
それは自分の子供が参加しているゲームの時です。
特にフットボールは、応援している親がゲームプレイヤーと化すことがあります。
審判と喧嘩を始めたり、相手のチームの親と喧嘩を始めたりと、時には傷害事件となることがあります。

私も親ばかですが、ここまで親ばかにはなれません。

ハブグレジュンタのマミー






#293: ワールドカップが始まる。

2014-06-11 22:17:16 | アメリカ便り
明日からワールドカップです。
競技場が準備できてるかどうかは疑問ですが。

市民は競技場建設のために金を使うぐらいだったら、教育、医療、福祉に使えとスト、暴動を始めるし。
ワールドカップに間に合うように作り始めたモノレールは壊れるし。
なんか散々な状況で始まるワールドカップです。

だけど、国々はどうしてワールドカップやらオリンピックを自国でやりたがるのでしょうか。
経済的利益が大きいからと言うのが1番の理由でしょうが、果たして本当にそうなのでしょうか。
仕事が増えると言いますが、これまた本当でしょうか。
会場建設時には確かに仕事は増えるだろうけど、それらの仕事はみんな一時的なもの。
ソチオリンピックでは、過去最高の5兆円、そして北京オリンピックでは4兆円が使われたと言われています。
利益と言えば完全なる赤字だったようです。
ロンドンオリンピックは経済面で成功だったといわれていますが。

私個人の考えでは、オリンピック不賛成です。
理由として、第一にオリンピックがいろいろの面で環境破壊に一役も二役もかっていると思うからです。
たとえば、北京オリンピック。
オリンピックが終わったら利用する機会があるのかしら、と思われるぐらい賢覧豪華な競技場の数々。
これらを建設するために、いったいどのくらいの資材をかけたか。
それ全部何らかの形で環境破壊につながっていると思いますが。

第二に各種スポーツの世界大会は、毎年行われているから、別にオリンピックでなくても良いと思うからです。

第三はドーピングでよい成績を上げている選手達が多いように思えます。
そして検査方法とドーピング、いたちごっこです。
更に、以前ブログで言いましたが、遺伝子操作で、選手の品質改良なんてことも始まると思います。

2022年オリンピックビッドからストックホルム(スエーデン)とクラコウ(ポーランド)が、住民の反対や経済的利益がないと言うことで退いたそうです。
オリンピック開催地を希望する国がなくなるのも時間の問題かもしれません。


今日は競争が苦手な私の独り言です。

ハブグレジュンタのマミー

#292: ガンシューティング、狂ってます。

2014-06-10 22:17:11 | アメリカ便り
またまた、ガンシューティングがありました。
今日はオレゴンの高校でした。
生徒一人と犯人が死んだそうです。

最近、こういったシューティングが実に多いです。
先ほどオバマが言ってましたが、ニュータウンでのシューティング以来、18ヶ月の間になんと80以上ものシューティングがあったそうです。
これは週に一回の頻度で起こってると言うことです。
近年の異常気象と同じぐらい狂っていますね。

先日のニュースでは、テキサスのどこかの町が西部劇時代に逆戻りして、日常生活でガンを携帯できるよう運動を起こしていると伝えていました。
ニュースの中で、女子供老人を含む町の人が、いろいろな種類のモデルガンを肩から担いだり、カウボーイみたいに腰につけたりしていました。
乳母車を押した若い女が、スーパーで肩からモデルマシンガンを担いで買い物をしている姿も見せていました。
バーでモデルガンを携帯して酒を飲んでいる人達の姿も見せていました。
昔の西部劇のサロンでのけんか見たいな事が起こるかも。
ガンを持つことにより男性ホルモンが過剰増加された、酔っ払いほど危険な物はないのでは。

でも現実に起こりそうもないことが起きるのがアメリカなんですね。
それが良いこともあるけど、このように悪いことが爆発的に、つまり“風が吹けば桶屋が儲かる”的に、パラノイア的な現象が起きることがあるのです。
前にも言いましたが、アメリカは権利を守るため常識が消え去ることがあります。

ガン問題、つまりガン廃止対西部劇。
3億丁ものガンが出回っているアメリカ社会、この先、廃止なんてこと可能なのでしょうか。
アメリカ人、アメリカ社会を良く知っている私は、絶対に無理だと思います。
と言うことは、アメリカ、西部劇に逆戻りです。
民主主義(デモクラティック)獲得のために、国内そして世界で活動し続けているアメリカ。
平和に平等にすごすことが民主主義の鉄則なのですが。
その鉄則が、ガンの自由化により崩壊していると言うことに気づくには、アメリカ人というのはあまりにも単純すぎるのではないでしょうかね。

ハブグレジュンタのマミー

#291: クーポンのお話です。

2014-06-08 20:56:31 | アメリカ便り
今日のブログは、すごくアメリカ庶民的になります。

今日はウオルマートに行って来ました。
相変わらず、わが町にあるウオルマートはヒックスで溢れていました。
20才過ぎたほとんどの人はオヴァーウエイトで、時々デブ過ぎて歩くことができず、電動の車椅子でショッピングをしている人たちを見かけます。
男性のほとんどが体のどこかに刺青を施していて、野球帽をかぶっています。

と、これがわが町のウオルマートに来る人たちの特徴です。

今日はクーポンのお話ですが、クーポンと言っても日本ではあまり一般的ではありません。
こちらでは、主に日曜日の新聞チラシに10ページから15ページぐらいのチラシにクーポンがついてきます。
何とかシャンプー一つで、1ドル引き、なんとかドッグクッキー二つで1ドル引き、何とか石鹸一つ買ったら2つ目がタダのクーポンとか。
日曜日になるとそういうチラシとはさみを持って、テレビの前に座りながら必要かもしれないと思われるクーポンを切り取るのです。
娘いわく、“これをやっている時って、落ち着く”。
私もそこまで行かないけど好きです。
子供の時、着せ替え人形を切り抜いたりした時のことを思い出します。

いつもの私は、クーポンを切り抜くと言う作業が好きなだけで、実際にそれを店で使うなんてことはほとんどしないのですが、今日は気持ちを準備して10枚ぐらいのクーポンを持ってウオルマートに行って来ました。
でもクーポンを使って買い物なんてなれないことをしたので、なんと1時間半も店にいました。
クーポンは結局は、消費者の購買力を注ぐためのものであって、買わなくても良い物を買ったり、休めの店のブランドのものを買わず、有名なブランドを買ったりしなくてはいけないので、どれだけお金をセーブできたか疑問です。
今日の私は、1時間半を費やして、クーポンで16ドルセーブしました。
でも187ドル使いましたがね。

ハブグレジュンタのマミー


#290:ブルーベリーを見ると思い出します。

2014-06-07 23:36:51 | アメリカ便り
今日、ファーマーズマーケット(農家直売場)で、今年初めてのブルーベリーを買いました。
カップ2杯分ぐらいで250円。
日本から見たらかなり安いです。
ノースキャロライナ産です。

まだ、それほど “これがブルーベリーだ” と言う味には遠いですがまあまあでした。

私はブルーベリーを見れば必ず思い出すことがあります。
それは子供たちがまだ、2歳と4歳位の時、ミシガン州に行った時のことです。
ミシガン州はブルーベリーで有名なので、私たちもブルーベリー狩りに行きました。
下の男の子はブルーベリー狩りよりも、棒切れを振り回して走り回っているだけ。
娘は、結構真剣に取っていたけど、ほとんどが自分がその場で食べるため。
主人は何をしているかわからない、目的以外のことをしている人だし。
と言うことで、主婦の私が一人一生懸命ブルーベリーを取っていました。
気がつくと、近くで小学校2年生ぐらいの女の子と4年生ぐらいの男の子が一生懸命ブルーベリーを取っているのに気づきました。
服は何日も洗っていないような汚さ、体もこれまた何日ももシャワーに入っていない感じの子供たちでした。
親はどうしたのかな~と思って回りを見渡しましたが見つからない。
この子達はこうやってブルーベリー狩りをして、バケツ1杯いくらとお金をもらっていたんです。
私は、“アメリカでは未成年者の労働が禁止なのに、こうやって働いている子がいるんだな” と感心しました。

中南米、インドとかで行われている未成年者の労働廃止を訴えている国、アメリカにこの子達のような未成年者の労働者がいるのです。
自分の足元を見ず他人おせっかいばかりするアメリカならではです。

この子達を見て私の小さい時を思い出しました。
私と兄もこの子達みたいに小さい時、未成年者労働をしたのです。
はっきり言って、私たちが育った家庭と言うのは父親が働いていたわりには貧しかったです。
かといって、私たち子供が働かなくてはいけないほどではなかったと思いますが。
きっと家庭を支えて、働いていた母を手伝いたかったのだと思います。
仕事と言うと、ひと夏でしたがホップ摘みでした。
札幌と言えばビールで有名なので、そのビールに使うホップ(ビールの苦味用)です。
かご一杯にポップを摘んでいくらか忘れましたが、2、30円程度だったのでは。
貯めたお金で赤い傘を買いました。
あのホップ園での夏のことを今でも、つい昨日のように思い出すことがあります。

赤い傘、ホップ、ブルーベリーの思い出です。

ハブグレのマミー