退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#505: 今日も雨だった。

2015-06-18 15:38:15 | アメリカ便り
ここ1週間ほど、セントルイスは雨ばかり。
テキサス、オクラホマは洪水で死者がたくさん出ています。

私は小さい頃から雨が好きでした。
これは小さい頃から忙しく動き回っていた私には、“家でゆっくりしてなさいよ”とでも言っているようです。
だからそういう時は、家でテレビ三昧となるのですが、こうも長雨が続くとね。

ちょっと昨日の続きになる感じがしますが、いま世界は大変です。
中東、東南アジア、アフリカ問題に加えて、ロシア、中国も武力を蓄えてきました。
先日のロシア、プーチンの発表で、“核兵器を充実させる”なんてことを言い、まるでまたコールドウオーを始めそうな感じでした。
ウクライナ問題だって、ウクライナとロシアに任せておけばいいでしょ、と私は言いたいです。
アメリカやEUが出て来て問題をこじらせている感じです。
ウクライナが助けを求めたって、ほっときゃいいんです。
自分たちで解決してくれって。
ウクライナって、東半分は最初からロシア支持の地域だったのに、ウクライナに取りこめられたのだから、ロシアにあげればばいいのではないでしょうか。
それを強硬姿勢をとっている為、破壊や殺戮が続いているのです。
と言っても私は別にロシアの味方ではありません。
と言うより、ロシアはこれまた“あほ国家”と思っています。
人民のことを考えるのなら、国の境界線をちょっとかえるぐらいいいじゃないですか。
国同士のいざこざが、世界規模になりかねない昨今の情勢です。

先日テレビを見ていたときに気付いたことがあります。
ロシアの兵士がタバコを吸いながら、マシンガンを撃っていたのです。
人の命を奪う行為を、タバコをすいながら、平気でやっていたことが信じられませんでした。
一般的ロシア人の素養、教養と言うのは良くないですが、タバコをすいながら人を殺すとは最悪です。
別にタバコをすわないで人を殺すのは良い、と言っているわけではないですよ。
そういう感覚の人達で成り立っている国だから、ロシアはいつまでたってもソビエトユニオンなのです。

日本にすんでいるとそれほど、世界的危機感を感じないと思いますが、アメリカにいるとそれを常に感じます。
昔、アメリカ人の友達が、“未来が見えないから子供を作らない”と言った言葉を思いまします。

長雨だから、気分も暗くなるのでしょうか。
明日は、ハブチャンの続きにします。

昨日、自分のブログをあけたら、写真がなくなっていました。
今日は新しく、我が家の鳥の巣を狙ってやってくる害リスの写真です。
今日も翻訳をやりながら、空気銃で戦っていましたが、リスも頭がいい。
遠くに逃げず、近くの死角となっているところで、私が家の中に入るのを待っているんです。
そしてほとぼりが冷めた頃にまたやってくる。
タバコをすいながら撃ちませんよ。
いや、私はタバコを吸わないのです。
ねんのため。
ハブグレジュンタのマミー

#504:ハブチャン

2015-06-17 13:46:19 | アメリカより言いたい放題
朝、ジュンちゃんといつもの3キロ散歩をしていると、アリッサが泥まみれで、庭に野放しに広がって育った蔦を掘り起こしていました。
アリッサの息子、25歳なのですが、先日ケニアにあるIT会社にインタービューに行き、その結果が分かったそうです。
オファーがきました。アリッサもご主人もがっかりしています。
何で、こんな時期に(いやどんな時期でもかな?)アフリカ? それもケニア。
若い内は冒険したほうが良いと言うけど、時と場所ですね。
私の子供たちを見てても思います。
先を考えないと。
これから長い豊富な“先”がある若者は、それを考えなくても良いと思ってしまう。
いつでもやり直しがきくと思って。
違うんですよね。
年をとって“先”が短く、希少価値となったらわかると思うのですが。
それでは遅すぎますが。

安倍首相の集団的自衛権が憲法違反とかたたかれています。
私も反対です。
と言うのは憲法違反がどうのこうのと言う前に、集団的自衛権が必要ないからです。
集団的自衛権というのは自国の問題を自国で処理できなくなった国が“SOS”または、第3者的国々が“これは助けなくちゃ”と判断するから必要になるのです。
この第3者の介入も、第3者の利害関係で決定ずけられているところがあると思います。
平和国家日本が介入すべきところではないと思います。
原爆やら、大空襲の悲惨さを味わった日本、そして、憲法でも約束された平和を乱すような行動をとってよいことはないと思います。
第3者的国々(主にアメリカ、イギリス、ドイツ)に任せておきましょう。
日本は第3者国からの介入誘いには乗らないほうが良いと思います。

ちょっと関係ないですが、極端な話、日本は鎖国をしてもやっていける国だと思っています。
いろいろな面で、自給率と言うのは低いですが、日本だったらそれをカバーし、なんとかやっていけると思います。
それだけ、私は日本国民の素養、国民性と言うものを信じています(信じさせてください)。
別に鎖国を助長しているわけではありませんが。

アフリカ、中近東、東南アジア、助けようがない国々です。
と言うのはあまりにも多くの人種と言うより、部族が入り混じり、その各々が嫌いあっているからです。
第3者が介入したら余計ごちゃごちゃになります。
逃げ出してきたい人達には、中国やら、ロシア、または南アフリカといった広い土地を持った国の一部を分け与え、そこで、新しい平和国を築かせれば良いと思いますが。
こういった人達はそういうところでもまた争いを起こしかねませんが、そういうことが起こったら、もう最後の一人になるまでほっときましょう。

雑多な人種を持った国は絶対いつか争いが起きると思います。
日本はくれぐれも移民受け入れなんかしないでほしいです。
食いものにされるだけですから。

ハブチャンの話にならなかった。

ハブグレジュンタのマミー






#503:ハブチャン

2015-06-15 21:10:51 | アメリカ便り
1年ほど前に私の犬の遍歴を書いたことがありましたね。
続きをいつか書くと言ってしばらく書いていないので、書くことにします。
私の頭の中に、うっすらとハブチャンの途中で終わったような気がするので、今日はハブチャンの続きにします。
以前書いたかもしれませんが、犬のことは何回読んでもいいでしょ、てな感じなのです。

ハブチャンは意地悪、自分勝手、こうまんちきな4つ年上のお姉さん犬グレーシーとはまるっきり性格が違いました。
最初からおっとり、われかんせず。
この関係は私の娘と息子の関係に似ている感じがします。
勿論娘がグレーシータイプで、息子がハブチャンタイプ。
ハブチャンが時々、グレーシーに何気なくちょっかいをかけるのと同様、息子も娘にちょっかいをかけていました。

オーストラリアンシェパードと言う種は“ハーディングドッグ”といって牧童犬の一種です。
だから、動くものは何でも追っかけて動きを止めるようとする性格を持っています。
と言うことは、ハイパーつまり、落ち着きがなく、常に動き回っていると言うことです。
我が家の初代オーストラリアンシェパード、ゲーブルがそれでした。
動くものは子供でも、時速、40キロぐらいで走っている車でも追っかけてとめようとしました。
とにかく、常に動き回っていました。
初代ゲーブルで、その異常さを知ったため、2代目(スピリット)からはショードッグ系から選ぶようにしました。
ハブチャンは、ゲーブルとはまるっきり反対のおとなしい犬でした。
だから、1歳を過ぎた頃、テレビで見たセラピードッグをやろうと思ったのでした。
日本語の癒し犬です。
ハブチャンの性格を知る私は、“これこそがハブチャンの天職だ”と思いました。
本当にハブチャンは宮沢賢治の詩を思い出させる犬でした。
“雨にもまけず、風にもまけず、、、、病気の人あれば、、、、”
7週間のオビーディエントコースが終わって、ハブチャンが2歳になるのを待って、犬と飼い主の適性検査を受けました。
それにパスして12週間のセラピードッグコースが始まりました。

この続きはまた明日。
お楽しみに。

ハブグレジュンタのマミー



#502: 引越し

2015-06-14 21:50:56 | アメリカ便り
無事娘の引越しを終えました。
我が家の居間は娘の荷物で、所狭しです。
ハブチャンの大好きな居場所も乗っ取られてしまいました。
7月の末にミネアポリス経由(修士論文の口頭審査が残っているので)でウエストバージニアに移るまで、この雑多な環境が続きます。
“これでは掃除ができないな~”。
まだまだ忙しい日々が続きそうです。
娘のルームメイト達がお別れにと、聴診器をプレゼントしてくれたそうです。
なんと気が利いたプレゼントでしょうか。

セントルイスに帰ってきてから、娘はその聴診器を使ってハブチャンのめちゃくちゃな心音を聞いていました。
娘、これから4年間学生をやってその後研修医を何年かやらなくてはいけません。
先が長いですが、人間相手に聴診器を使えるようになってほしいです。
その時は山のように膨らんだ、学生ローンを払えるよな給料を貰えるようになっているといいですね。
なんせ、年間53000ドルなので。
この金額、医学部としては普通だと思います。
息子の友達で、2年間ボストンカレッジでバイオメディカルエンジニアの修士をやった子がいます。
その学部に行ったら75%の子は何がしの医学部に入れると言うことで、そのこは行ったそうです。
でもボストンカレッジってアメリカでも5本の指に入るぐらい授業料が高いということで知れ渡っています。
私が仕事をしていたときミーティングでボストンに行ったのですが、いつもどおりミーティングに行かずしっかり観光をしていた私は、チャールズ川でボートに乗った時、そこで、ボストンカレッジに通っていた子と話しました。
その子曰く授業料は55000ドルとのこと。
息子の友達は年間70000ドルだったそうです。
息子とその子、いま医学部への願書書きに大変です。

本当にこちらの授業料は高いです。

私の内職的翻訳では払えません。
主人、しばらくは働き続けなければならないでしょう。
私はほっとしています。

ハブグレジュンタのマミー

#501:ふと思ったこと。

2015-06-10 15:38:25 | アメリカ便り
今、ほうじ茶を飲みながら、先回日本で買ってきた日本の70年代のフォークソングを聞きながら、窓の外に見える鳥を見ながら、そして時々鳥のえさを狙ってやってくる害虫リスを空気銃で駆除しながら、翻訳の仕事をしています。
こんなことをしているから、実質仕事につぎ込む時間と言うのは、机に向かっている時間の30%ぐらいだと思う。
私は、自分でもADD(注意欠損障害)ではないかと思うくらい、落ち着きのない行動をとります。
このADD症状はやりたくない仕事をしているとなおさらひどさをまします。
特に今は、やりたくないと最初っから決め付けている仕事をしているので、30%から15%ぐらいまで下がっています。
昨日はアリッサのところの子猫を見に行きたいけど、一人で行くのはいやだと言う、人見知りキャシーのお供をしてまたまたアリッサのところにいって1時間も時間をつぶし、おまけに自転車乗りたがりやのアリッサの頼みで一緒に自転車までのりに行ってしまった。
今年初めてのサイクリングでした。
結局、93’Fと言うくそ暑い中8キロ乗りました。
自転車の調子が悪いから~とか何とか言ってアリッサのお誘いを断っていたけど、昨日はアリッサ、私と絶対に自転車のりに行くと決めていたようで、“私が自転車見てあげるから”だって。
実は自転車に問題はなく、私がめんどくさかっただけなんですが。
そういう空気をアリッサは絶対に読めません。
タイヤの空気が抜けていたけど、サイクリングスタート場所は運よく(?)ガソリンスタンドのとなり。
空気を入れるのに、1ドルもとられました。

あさっては、娘の引越しのために、またミネアポリス。
8時間運転。
今回は、引越し用のバンを借りたので、その車で往復。
おまけに娘の車も持ってこなくてはいけないので、帰りは2台で8時間。
これを次回は、ウエストバージニアに向かってしなければなりません。
26歳の娘、まだまだ手がかかりそう。
いやお金もかかりそうです。
私は23歳でアメリカに来ましたが、娘、息子よりもっと独立独歩でしたが。
友達曰く、“小さい頃から甘やかして育てていたからよ”。
本当にそのとおりです。
私は親は“頼ることができないもの”と思っていましたが、娘、息子は目一杯頼っています。
うれしいことと思っています。
胃が痛い。

ほうじ茶と言えば高校を思い出します。
私は小樽の高校に通っていましたが、学校帰りに駅下を行ったところに“ぱんじゅう(おやきの小さいやつ)”屋さんがあり、そこでほうじ茶を飲みながら、丸い外側がかりかりに焼けたあんこ一杯のぱんじゅうを食べるのが楽しみでした。
ちょっと年寄りじみていますが。
(これがお金のある時は、あまとうのバナナパフェー+桂園のラーメンとなることもありましたが)。
一個10円くらいでしたかね。
となりで、おじさんが白い上着を着て、白い帽子をかぶり、一人で黙々とぱんじゅうをひっくり返していました。
この店はもうありませんが。
時代が去っていきます。

ハブグレジュンタのマミー