退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#586:トレイルウオーク

2015-12-19 23:21:45 | アメリカ便り
先日初めて買ったドッグスナックのせいか、ジュンちゃん、昨日から下痢状態。
安売りで半額だったから4袋も買ったのに。
でもここはアメリカ、何でもリターン(返品)ができるので、明日にでも返してきます。
一袋はあけたので、返品が可能かどうかわからないけど一応持っていきます。
だって、以前新しいドッグフードを買った時にお店の人に、“もし犬が食べないようだったら持ってきてください、お金を返します”といわれたから。

返品といえば今、銀座の高級ハンドバック店で問題が起きているそうです。
観光客を装ってやってくる中国人ディーラーが、高い新作バッグを何十個も一度に買っていくそうです。
そして2日ぐらいしたらそれをみんな返品しにくるそうです。
返品されたものを見ると、しわくちゃで、縫い目も汚く縫い直されているそうです。
ようはこの中国人たち、新作のコピーを作るために高級バッグを買うそうで、コピーを作り次第買ったバッグを店に持ち帰って、“縫い目が悪い、しわがある”とか、自分たちでキズをつけておきながら店に返金を迫るそうです。
どうしようもないですね。
店の人たちも、こんなのを相手に日本のサービス精神で対応しなければならないのかと思うと、“人がいいのもいい加減にしたら”といいたいです。

今日の題の“トレイルウオーク”。
下痢気味のジュンちゃんをつれて、いつも行くパークに行ってきました。
いつもは平地のきれいに整備された道を歩くのですが、今日は3度ぐらいだったけど晴天。
細い道の丘をあがっていく往復6マイルのトレイルウオークにしました。
2日ほど前に降った雨のため、道はぬるぬるのすべすべ。
4つ足の若いジュンちゃんにはなんでもないけど、2本足の還暦の私には歩くのが困難な道のりでした。
途中5人ぐらいマウンテンバイクの中年のおじさん達に出合っただけで、静かなトレイルでした。
以前アリッサの友達で、南アフリカから来た人が言ってましたが、南アフリカでは、どんなところでも絶対に一人では歩けないそうです。
セントルイスも、絶対一人では歩いては行けない場所も時間もあります、もちろん。
でも私の住む地区はセントルイスの西に位置して、白人が多いところ。
今盛んに言われている黒人差別ですが、黒人の多いところは危ないというのが、いくら黒人運動が盛んになっても事実です。
黒人運動をする前に黒人達がこの事実を変えなければだめでしょうね。
それをわかっている黒人は、黒人運動をしないだろうけど。

わが地区の警察、非常にひまにしているとこで、仕事といったらスピード違反を捕まえることぐらい。
安産な場所ですよ。

今日は丘のてっぺんで撮った写真です。

ハブグレジュンタのマミー

家の前にやってきた七面鳥















#585: スターウオーズを見てきました。

2015-12-18 22:44:09 | アメリカ便り
面白かった。
ほとんどの学校が来週から1月はじめまで冬休み。
と言う事は、今日を見逃したら来月までは見る機会がないかもしれないということになり、12時半の3D Star Warsを見に行きました。
12時半ぎりぎりに映画館に着きました。
きっと一番前しか開いていないのではと思ったけど、館内は60%ぐらいしか入っていなかったのでちょっと拍子抜けしました。

さすが、ディズニーが4000億円でルーカスプロダクションから買っただけのことがある。
昨晩のUSオープニングナイトだけで57億円の売り上げだったそうです。
これが水曜日から始まっていた世界各国の収益を入れると130億円とのこと。
これは歴史的最高額だそうです。
このスターウオーズで7本目ですが、レヴューによると1983年のシリーズが始まって以来ベストの出来だそうです。
もちろん私は全部見ています。
ハリソンフォードが出ているからだけではないですよ。

映画が終わって外に出ると3時ちょっとすぎでしたが、次のを見るために長蛇の列ができていました。
これが大都市だったら、スターウオーズオタクがいっぱいドレスアップして並んでいるだろうに、ここはミッドウエスト。
誰も仮装をしていませんでした。

アメリカに長く住んで、アメリカ製の映画、テレビ番組を見ますが、やはり大部分(全部とは言いません)の日本の映画やテレビ番組とは質が違う感じがします。
アメリカのはなんと言っても、“甘えがない”。
つまり、演技をする人に、見ている人に“わかってもらえる”、という甘えがない。
こういう感覚は同一人種(最近あぶなかしくなってきたけど)の日本だから通ることです。
ネットで日本のテレビ番組を見ることがありますが、“うそっぽい”のです。
関係ないけど、日本のサービス業はすばらしいけど、俳優というより、単にテレビや映画に出る人はよくないですね。’

ハブグレジュンタのマミー






#584: 政治家、すなわち“いじめ”

2015-12-16 22:57:53 | アメリカ便り
昨日はアメリカリパブリカン(共和党)大統領候補の公開討論会。
これは相変わらず、漫才を聞くより面白いけど、30分も聞いたら飽きてきます。
でも、今までの公開討論と違って、今回のは候補者が言ったことに事実無根のことが少なくても20箇所あったと、あちらこちらのニュースで指摘されていました。
どこの国でも同じでしょうが、候補者たち、相変わらず自分の政治見解を言うより、周りの候補者、現在のオバマ政権をけなすだけでした。
それも“捏造”してまで。
今回はメディアや、政治関係者がそれを明らかにすることに力を入れたようです。
よかった。
政治家というのは人を蹴散らしてまで優位に立とうとする、“いじめ”の典型的な感じです。
ということは、政治家と言うものは誰もが独裁者になりうる可能性を持っているのでは。
それができないのは、国がデモクラティックだからでしょう。
だから、共産主義社会主義圏、未開発国では独裁者が多いのでしょう。
とは私の意見ですが。

今日は大変短いでしょう。

ハブグレジュンタのマミー



#583: 映画マーシャン(Martian)を見てきました。

2015-12-14 23:37:05 | アメリカ便り
土曜日に9時間半車を運転して、娘がウエストバージニアから帰ってきました。
冬休みで1月2日ぐらいまで滞在するようです。
帰るときにはまた、私も同行することになるでしょうか。

24日から29日まではノースキャロライナの主人の両親の家に行きます。

昨日は娘とマーシャンを見に行ってきました。
娘はもう見たそうですが、"見たい見たい”と騒ぐ私のためにまた行ってくれました。
やさしい娘でしょう。
この映画、私の好きなマットデイモンが主役ですが、ぴったりの役でした。
映画の内容を大まかに説明すると、
6人のアストロナッツ(宇宙飛行士)が火星(マーズ)で作業をしている最中、大嵐のためアキシデントが起き一人だけ(もちろんマットデイモン)が取り残されてしまいました。
酸素、食料、水、パワーも自分で作らなければいけない状態のなか、マットは優れた知識をフルに活用し救助がやってくるまでがんばるのでした。
地球から持ってきた芋を火星の土と宇宙飛行士が溜めた“肥し”、そして化学反応で作った水で育て、約550日生き残るのです。
マットが火星で、必死に生き延びようと奮闘しているとき、地球のNASAでもマット救助のために苦戦していました。
最終的に、マットを火星に残していった仲間5人が、自分たちの乗っていた宇宙ステーションでマットを助けるのでした。
その救助もいろいろ問題が起こり一筋縄には行かず、手に汗を握るものでした。
“あまり詳しく書くな”と娘が言うのでこの辺でやめておきますが。

アメリカに宇宙飛行士になろうと思って渡った私にはぴったりの映画でした。
そして、モーティべーションを探している人たちにも見てほしい映画です。
息子にも見てほしいのですが。
本当に、“何とかなるんですよ”と感じさせてくれる映画です。
これを見て私、“宇宙飛行士にならなくて(なれなくて)よかった、こんなにいろいろなこと覚えられない”。
私だったら、即、死んでいたでしょう。

最近、ニュースで、“小保方さんは正しかった”と言う噂が出てきています。
それもどこかの研究者が同じような論文を出してとかで。
これはアメリカで比べようもないことを比べることを表す、“アップルとオレンジ”です。
つまり、りんごとオレンジ。
フルーツということだけが同じで、ほかはまるっきり違うのです。
つまり比べようがないので、ほっときます。

ハブグレジュンタのマミー


#582: 初めてのラインダンス

2015-12-10 22:41:43 | アメリカ便り
隣人アリッサが、半年前から“ラインダンスに一緒に行って”と誘っています。
ラインダンスって、カーボーイブーツ、カーボーイハットがつき物。
買い物好きの私は、カーボーイハットなんてダサイ物はないけど、ブーツはちゃんと持ってます。
もちろん古着屋で買った物ですが。

それで、今日はついに根負けして行って来ました。
我が家から、アリッサの運転で、15不分くらいのところ。
小さな“酒場”といった雰囲気。
7時15分くらいについたら、もう満杯になっていました。
その小さな酒場で満杯になった人たちが芋の子を洗うように踊っていました。
一応ラインダンスというぐらいだから、ラインを作って踊らなければならないのだろうけど、なんせ小さい酒場に満杯の人たち、ラインというよりは蜘蛛の巣状態での“ラインダンス”。
店に入って気づいたことは“外人どころか黒人もいない”。
80人ぐらいはいたでしょうか、それがみんな白人。
この白人集団、俗に言われる(というか私が言うには)“レッドネック”という部類に属する人たちです。
大体が保守的、白人主義、プロテスタント、ガン保持者、ブルーカラーワーカーに属する人たち。

店に入った時、なんといなくみんなの視線を感じたけど、まあこの辺は安全。
私の縄張り地区なので恐怖を感じることはなかったけど、もしこれが、テキサスとかだったらいくら私でも引けたでしょうね。
アメリカで、白人がこんなに単一人種となったところは初めてです。

ラインダンスなんてテレビで見るぐらいで自分でやったことはなかったけど、楽しかったです。
いい運動にもなったし。
でもこれって認知防止には非常に良い運動だと思います。
私がするダンスといえば、勝手にめちゃくちゃ体を動かすだけの動物的なダンスですが、このラインダンスは難しい。
みんなと一緒にそろって踊らなくてはいけないという、団体行動能力ゼロの私には非常に難しい。
ステップも難しい。
運動音痴のアリッサより動きが悪い。
これから毎週木曜日とはいわないけど、月に1回ぐらいは行きたいですね。
でも人が多すぎるけど。

明日は、ハッピーアワーです。

ハブグレジュンタのマミー