退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1059: 航空会社ランキング

2018-07-24 09:16:09 | アメリカ便り
私は週に1回、息子が同じ町に住み始めてから、息子とガールフレンド(もう7年近く一緒に住んでいます。)を夕食にくるようにいってます。
27歳の息子と同じ年のガールフレンドは今のところ、忙しい毎日を過ごしていますが、約束を守ってきてくれています。
昨日は息子の好きなポークリブの味噌味、さば寿司と変な組み合わせでした。
さば寿司は私の得意料理で、冷凍さばから作っています。
後はデザートに最近作り出したテラミス。
おいしいですよ。
と息子いつも、夕食を食べ終わるとさっさと、犬のウオーリーを助手席に乗せ、ガールフレンドを後ろに乗せてかえっていきます。
犬を助手席に乗せ、自分は文句も言わず黙って後ろに座るガールフレンド、良いと思うようになりました。

今朝の日本のニュースでは航空会社のランキングが出ていました。
もう40年以上アメリカー日本を行ったり来たりしている私には、将来のアメリカー日本旅行を決める大事なランキングです、なんてことはないですが。
アメリカの航空会社は一番良くてデルタの37位だか39位。
ひどいとは思っていたけど、予想以上にひどかった。
人間を人間と見ないアメリカ航空会社、いやアメリカ社会の実態が現れた感じです。

1番はシンガポール航空、2位がカタール、3位がANA.
Jalは13位だそうです。

このAnaとJalのランキング結果、私も実感していました。
Jalが破綻しそうなる前はサービスがひどかった。
そして、更正法で建て直しがはじまった後はしばらく良かったのですが、この2年ほどはまたサービスが悪くなってきた感じがしていたところです。
だから私はサービスの状態に合わせてJalとAnaをとっかえひっかえ利用しています。
今まで、チャイナエアーライン、ノースウエストは、“安けりゃーいい”感覚でいた学生のときにあわせて2,3回、デルタ、ユナイテッドがあわせて、4,5回ぐらいでしょうか。
Ana, Jal、ランキングが落ちたときでさえ、まだ人間を人間として扱ってくれます。

今回はマイルで帰るので、行きはユナイテッド、帰りはAnaです。
ユナイテッド利用は4,5年ぶり。
先回のユナイテッド、747で帰ってきましたが、“え、まだ747なんて飛んでるの?、でした。
サービスはあってないがごとき。
もう飛ばないぞとおもっていたんですが、、、、。
ただ券なので。

ハブグレジュンタのマミー

#1058: サンフランシスコ講和条約:渡部昇一氏:日本の歴史より

2018-07-23 09:20:21 | アメリカ便り
アメリカ中西部はこの2,3日、90度越えの猛暑から開放され80度台でおさまっています。
昨日はサム、かえ子ちゃんが、今年はじめに切った木を取りに来たついでに、たえちゃんも呼んで夕食兼女子会。
かえ子ちゃんは明日また日本です。
入院中のお母さんに会いに。

うらやましい。
会いにいく親がいて。

昨日やった翻訳は、主語抜けやら目的語抜けやらで時間がかかりました。
いるんですよね、こういう論文を書く翻訳家泣かせの人たちが。

私が働いていたとき、ジャーナルに載っている論文を見ていても、こういう論文にまれにぶつかることがありましたが。
実験方法でこれをやられたら、再現性なしの論文になるのです。

著者がわざとこれをやることもあり、“そんなに簡単にまねされてたまるか!!”という著者の強い意思と意地汚さが感じられる論文もあります。

でもそこはそこで、まるっきり“再現性なし”となると、小保方論文となり、不正の判子を押される。
だから、再現が簡単にできないように、かつ不正の判子を押されないように論文を書くコツが必要となる。

翻訳はボケ防止には最適です。

サンフランシスコ講和条約。
またまた、渡部昇一氏の本“日本の歴史”からの丸写しです。

“アメリカがあわてて結んだ講和条約によって日本は国際社会に復帰した”、そうです。
東京裁判が終わってから2年後の昭和25年、米ソの対立を背景として朝鮮半島で、自由主義国と社会主義国の武力衝突(朝鮮戦争)が起こった。日本の敗戦後、あっという間にシナもモンゴルも満州もシベリアも東アジア全大陸が共産主義になっていたのである。
日本が東京裁判で主張した「共産主義の脅威」が正しかったことを知ったアメリカは、日本を独立させて自分たちの陣営に引き込むため、あわてて「サンフランシスコ講和条約」を結び、賠償金も取らなかった。
それまでの「日本は悪」という彼らの思い込みは現実の「共産主義の脅威」の前にはすっかり吹っ飛んでしまったのである。

私の感想。
アメリカはトランプが現れるずっと以前から、まるっきり“自分勝手、つまりアメリカファースト”の国だった。
日米開戦もアメリカの都合で始まったことですから。

続きは次回です。

ハブグレジュンタのマミー

#1057:5歳児虐待に思う。親は本能といえば自己防衛本能しかない単細胞生物化

2018-07-20 08:16:04 | アメリカ便り
親となってはいけない人が親となっています。

6月に起きた目黒区での5歳児虐待。
この事件のことをブログで知りました。

母親はどうしたんでしょうか。
子供を守るのが親、特に母親の本能なのですが。
その本能がない親って条件反射で生きている単細胞生物です。
異次元の生物です。
残っている本能といえば自己防衛本能だけ。

関係ないですが、私は弱いものいじめ(子供、老人、ハンディキャップの人、動物など)は大嫌いです。
子供たちにもその精神はしっかり受け継がれています。

しかし、こういうことが起きるとすぐ“行政はなにしていたんだ”となりますが、これは学校でいじめが起きると“学校は何していたんだ”と同じ、“責任のなすりあい”と感じます。
野党が国会でやってることと同じです。

この“責任のなすりあい”は非常にアメリカ的文化に思えます。
だからアメリカでは弁護士が多いし流行るのですが。

私は、今回の5歳児虐待に関しては、隣近所はなにしていたんのかと聞きたいです。。
アパートに住んでいるというから、隣近所には虐待が筒抜けになっていたと思いますが。
社会の責任というか常識はどうしたのかと不思議に思う。

誰かが怪我したら“どうしたの?”と駆け寄って聞くじゃないですか。
目の前で殴られたり、蹴っ飛ばされたりしている人がいたら、助けるじゃないですか。
それができないなら、警察を呼んだり、大声を出したりするのがコミュニティーにいる一般市民の義務じゃないでしょうか。
携帯は何のためにあるの?
ラインをするばかりではないはず。
ま~四六時中携帯に首っ丈という現代人。
周りが見えないんだか、周りを見たくないから携帯をするのかわかりませんが。

学校のいじめを学校、教師の責任にする前に“親兄弟はなにしていたの?”と聞きたい。
親兄弟が一番身近な人たちでしょう。
限られた時間や機会しか与えられていない教師や学校の責任を問う前に親兄弟の責任を問うてほしい。
もちろん昨今の教師や学校の責任問題もありますが。
“誰の子なんだ”、“あんたらの子”なんです。

行政、行政と言いますが、これだけ、多種多様大規模になってきた社会。
国民の幸福を考えるのが行政なのですが、過大に期待要求してはいけないと思う。
過大に期待要求するとなると、アメリカ社会に存在する生活保護受給者になってしまう。
日本にいる反日在日になってします。

こういうことを言えば、“人種差別”とか言われそうですが、社会的影響を及ぼさない一個人が経験で言っていることなので。

よき昔の長屋社会的感覚を取り戻さないと。

そして、J.F.ケネディーが言ったことを。
“国があなたたちのために何ができるかを問うのではなく、あなたたちが国のために何ができるかを問いなさい”と。

ハブグレジュンタのマミー


#1056: 涼をどうぞ

2018-07-19 09:48:28 | アメリカ便り
相変らず、ここも日本も暑い日が続いています。
“北海道は涼しい”とレイちゃんは言ってましたが。
あまりの暑さに、といっても今日はそれほどでもない気がしますが、主人の植物園でのボランティア活動は中止。
週一回朝の私とワンちゃんたちだけのひと時が送れなくなってしまった。
退職した主人を持つ主婦の悩み、“主人が常に家にいる”。
主人が退職してまだ4ヶ月あまりですが、昨今つくづく感じます。
ま~、向こうも同じこと考えているんだろうけど。
でも来週半ばから主人は、ノースキャロライナの義理のところに行くので、1週間ほど、すき放題ができる。
なんてたって、食事の支度をしなくてもよい。
私は納豆と卵さえあればいいから。

昨日は久しぶりのハッピーアワー。
いつもの女4人が集まりました。
2時間、アペタイザー2つ、ドリンク2つのいつものコース。
政治に花が咲き、家庭問題に花が咲き。

今日は猛暑をすごしている皆様に涼しさを少々送ります。

我が家の近所





ハブちゃん







ジュンちゃん



羊蹄山



カージナルス



キッチンの窓から



キキちゃんの小さかったとき(関係ないけど、あまりにもかわいいので載せました)



熱中症に気をつけて毎日をお過ごしください。

ハブグレジュンタのマミー








#1055: 日本国憲法公布:渡部昇一氏 「日本の歴史」より

2018-07-18 08:06:25 | アメリカ便り
昨日はボランティアーで犬猫シェルターに行ってきました。
毎日90℃を越す暑さのため、犬の散歩は“なし”のため、犬のケージに入り、家から持ってきたクッキーをやったり、撫で撫でしたり。
1時間づつ犬猫達と過ごしました。
でも70%ぐらいの犬はピットブルが混じっている感じなので、“この広い誰もいない犬舎のなか、突発的行動を取ることで知られているピットブル、襲ってきたらどうしよう”なんて考えたりしました。
ほとんどの犬は“お座り”“おて”をするので、一度は飼い主もいたんだろうに。
不憫に思えました、自分の人生を他人に頼るという生き方。
人間もそうです。
ジュンちゃんとキキちゃん、というか私に飼われた犬達はしあわせだな~。

日本国憲法公布です。
でもなんとなく渡部昇一氏の本について書き始めたら、ただでも少ない読者がますます少なくなったみたいに感じます。
日本人だったら最低限の日本の歴史、その中でも現在の日本を位置づけした戦後をもっと多くの人に知ってほしいのですが。

前回、“日本国憲法前文には、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我らの生存と安全を保持しようと決意した」と記されているが、国民を生かすも殺すも他国に委ねるというこの部分だけを読んでも、「これは憲法ではありません」と言っているに等しい”、で終わりました。

我々の周囲にはわが国の領土を侵そうとしているロシア、中国、韓国、それに日本人を拉致して恥じない北朝鮮が取り巻いているのです。
そういう国々に日本人が自分の安全と生命を信頼して預けよというのだろうか。
とても一主権国家の憲法とはいえない。

日本が終戦以来、長年にわたって平和であったのは第9条のおかげだという人がいるが日米同盟があるからソ連が手を出さなかっただけなのである。
こんなわかりきったことに目をつぶって第9条があったから平和なのだと言う人は正気なのかと問いたい。

憲法、「コンスティテューション」は直訳すれば「体質」と言う意味である。
つまり「憲法」は国の「体質」であって、昔「国体」と訳していたのが正しい。
国の体質が変われば、どこの国でも憲法を時代に合わせて変えている。
それが本来の姿なのである。

次は「サンフランシスコ講和条約」です。

ハブグレジュンタのマミー