節分についてのはなし

節分のことについて知っているようで知りませんでした

今まで散々「鬼ごっこ」をしてきたのに
「鬼」のことも全然
「鬼（おに）」は「陰（おん）」から来ているそうです
陰と陽のマイナスのことですね
目に見えない気、主に邪気を「おに」と。
方位の北と東は丑（うし）と寅（とら）。それがむかしから「鬼門」といって邪気の通り道
それで鬼はうしの角、とらのパンツをはくようになったらしい

そう考えると「みんな鬼」とか「バナナ鬼」など楽しいゲームも
みんなが角が生え、寅パンツはいて遊んでいたり
バナナなんだけど邪気を放っていたり（絶対黒くなっている）
想像するにちょいと怖い気がする

豆まきは厄払い
かけ声は「鬼は外、福は内」は有名
しかし地名に鬼のつく地方などは「鬼は内」
京都には「鬼は内、福は外」というところも・・・

恵方を向いて巻き寿司をかぶりつく
今年は「北北西」
大阪の船場で商売繁盛の祈願からはじまったそう
「笑いながら」「しゃべらずに」など様々なかぶり方があるらしい
しかしバレンタインと同じく商品メーカーの話題づくり説に
あまりいい顔をしていない地方もあるとのこと
つまり日本古来の文化であることに疑問符ということでしょうか？

しかしもっと大きな視野で見れば
地球の生命を「１年」に置き換えると
「人類の歴史」は「大晦日の日付が変わるころ」の話らしい

歴史が浅くても伝統文化でも
人生を豊かに過ごすためのアイデアだとしたら
楽しそうなイベントは楽しんでやってみるというのもいいですね
自分に合っているなら。

わたしは明日の節分で「おに」になって遊びまくる予定です