ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

長い文章

2009-09-25 | 雑念
以前ハワイに旅立った時は台風に見舞われ、関空で出発出来ずに足止め。
今回はどうなるのでしょうか?
なにやら天気が悪くなる予報がでているようで、またか、と。しかし現地が晴れであることを期待して日付変更線を超えてきます。
あー。久し振りの海外です。ソワソワします。
別にこの先読んでも「為になる」ことは一切書きませんから、悪しからず。

かといって、何か感じたことを書かないと、フワフワした内容のブログだと思われてもよろしくないので、何か書いてみたりします。

行動が遅い子供達になんと声をかけていくか?なんですけど。
私なら当然「時間を守りましょう」もしくは「あと十秒で静かにしなさい」「五分前行動」などと口に出したくはありません。体験学習の仕掛け人である私は「時間を守りましょう」ということを言いたければ「時間を守ること」で楽しくなったり、遊ぶ時間や楽しいことがいっぱいあるという体験をしてもらうようにするでしょう。

その場で「どうして時間が守らないの?」って(言葉で)訴えても小学生は実感が湧かないでしょうね。「喧嘩はやめましょう!」と言葉で訴えても、その行為が「どうしていけないのか?」ということを実感していなければ、隠れて喧嘩やイジメをしていることでしょう。

だから「考える時間」を作ってあげることが必要なんですよね。
子供達を大多数整列させて「顔をこちらに向けて!」などと無理矢理指導者に注目させても、子供達は「考える時間」を過ごしているわけではない。完全に「早くこの時間が終わらないかなぁー」と思っている。

それはいくら「面白おかしく説明やルールを話したとしても」である。

考えればわかる。
大人になって自由に社会にもまれていると、キチッと座って社会のルールを体育座りで聞くことに耐えられます?私は嫌だ。

野外炊事するならルール説明なんかいりません。さっさと道具と材料をもらって、わからなかったらスペシャリストに質問するくらいの自由度が欲しい。そしてその方が学びが多い。失敗のチャンスがいっぱいあるから。

それが基本にあって、そこに安全性や天候の条件、ねらいなどが加わって説明やルールが必要になる。つまり説明は短くていい。

そして恐ろしいことにこの文章に書かれていることを理解できる人は、「すでにそのことがわかっている」人が多い。逆に「話が長く、成功させようとする、過保護指導者」はこの文章の意味も価値も理解出来ないことでしょう。

このことから人間はアンテナが大切だということになる。
自分が興味のあること、伝えたいこと、表現したいこと、に対する情報のアンテナをいつも立てて探していることで、全然違うことをしていても脳内のニューロンがバシバシッとつながっていくのである。

誰か1人でもバシバシッとなってくれたら今回の内容は意味のある記事ということになるであろう。

わけがわからない人にとってはただの長い文章ということになる。