地元の人曰く
新型コロナウイルスに侵された人は石を投げられるらしい。
同じ令和2年の話
時空の歪みを感じてしまう程に事実として本当にあるらしいのだ。
僕の住んでいる兵庫県の田舎でもあるのかもしれないが、石を投げられたという話は聞いていない。
同じ日本でも文化の違いというか、河童やツチノコはごく自然に森の中に潜んでいそうなくらい何やら蠢いている。
その感染を怖がって地元の人達は地域外からやってきた僕たちとの交流を極端に嫌った。
地方創生の難しさを肌で感じる。
地方は地方で価値観が圧倒的に違うのだ。
それでも面白そうな他地域の人たちは刺激として「会いたい」
それなのに石を投げられるかもしれないから「会えない」
それはそれで部族を守る集落のサバイバル本能なのかもしれない。
地域によって在り方、考え方が異なる方が日本というDNAは生き残るのかもしれない。
異文化交流は付かず離れず、
石届かずが丁度いいのかもしれない。