山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

秋たけなわ=キノコもたけなわ

2024年11月09日 | キノコ採り

 本日は、久しぶりのキノコ山探訪。

 約2週間ぶりになる。

 前回はキノコの端境期という感じだったが、もうそろそろ晩秋のキノコたちも顔を出してくれてるんじゃないかな、と考えている。

 同行者はM氏である。

「この前の〇〇マラソンで走ったらよ。筋肉痛が3日過ぎたころに来んだズ。歳だなあ。」

「走ってるだけ立派じゃないっスか。それに、筋肉痛来てる時ほど、じっとしてないで動いた方が治りが早いみたいですよ。」

「なんとなく分かる。んじゃあ、今日はリハビリの山歩きか。」

「OK!マイペースで行きましょう。」

これが、体力面での本日の目的ね。

「出ったがなあ。」

「いつもの年なら間違いないんだけどな。」

「遅れったがらなあ。それに、連休中、どれぐらい採らったかだ。」 

「人は入ったべなあ。天気もいがったし。」

「でも、オラだだけの木もあっから、何とかなるんねがい。」

こちらが、欲タガリとしての目的と観測。

 さて、山の神様は微笑んでくれるでしょうか。

 身支度を整えて、勝手知ったる登山道に入る。

       結構葉が落ちているけど

       まだ紅葉が美しい

       山の色が前回と全く違うのは確か

だったら、

       道沿いの倒木にもナメコ

       サワモダシも出てますね

 こちらは、『二番出』でしょう。

 前回、出ていたのが『一番出』。

 キノコの世界でも、気の早い奴と、のんびり屋のやつが、必ずいるのです。

 おかげ様で、長期間楽しめます。

 さて、秘密の木その一に到着。

 おおっ!

       食べ頃のナメコ

       かなり出てますヨ

「あいや、ここだけで満足だじゃあ!」

実際、この倒木からの収穫だけで、ズッシリ重たくなってしまった。

「一応、いつものコースだけは回っべ。」

ちょっとおっかない崖を乗り越えて、奥部に進む。

       直径10cm強のお化けナメコ

       ブナシメジは、丁度いい感じ

       だいぶ葉が落ちてきたけど

       黄葉が森を明るく染めてくれます

       折り返し地点のナメコ

 これから出るツブが沢山ありました。

 さて、『秘密の木その二』に行ってみましょう。

 この木は、以前、『ドラフト1位』と名付けて大変お世話になってきた木の後継者。

 不思議というか、当然というか、同じ場所に、いい倒木が留まってくれるんです。

 倒木は、長い年月のうちに朽ちて土に還る宿命なんですが、新たな倒木がこの場所にやってきて5年ほど。

 まだまだ、生きていた時の勢いが残っているんです。

       やっぱり出ていましたか

     またまた、いいタイミングで出会いました

       はい、採り放題ですよ

 いやあ、満足満足!

 荷物は、かなり重いんだけど、足取りは軽い。

       向こう岸の斜面に日が射してきました

       ああ、美しい

 山の神様、いつもいつも豊かな恵みを分けて戴き、ありがとうございます。

 また遊びに来ますので、よろしくお願いいたします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿