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今回の収穫物。
月山筍は、上々の収穫
ウルイもそれなりに戴けたし
ウドは高品質なので文句なし
フキも非常に美しい
で、山から戴いてきたものだから、そのまま食せるなんてことは、ほぼあり得ません。
下ごしらえという作業が必要になります。
月山筍の場合、米粒や糠を入れた鍋で暫く茹でるのが我が家の定番。
ウルイの場合、独特の苦みが葉先に集中するので、それを外すことと、十二単のような茎の隙間に入り込んだゴミや汚れを洗い落とす作業が必須。
上記の写真レベルまで来たら、固さに応じて茹でるだけ。
とってもおいしいおひたしになります
ウドなんですけど、洗ってそのままガブリと食べる手もあるんだけど、先週採ってきた残りもあったので、またまたオリーブ炒めにすることを考えました。
ただ、そのまま炒めると苦みが強いので、アク抜きです。
・ウドを軽く茹でて、薄皮を剥いたら食べやすい大きさに切り分けます
※薄皮剥きが決め手。苦味が殆どなくなります(この辺はお好みで)
いつものようにベーコンがお供します
オリーブオイルで炒めて、軽く塩コショウ
※後ほど、ウルイのオリーブ炒めと食べ比べてみたんだけど、それぞれの個性が楽しめて、面白かったです。
そして、今回のラスボスは、フキです。
何度も紹介しているフキノトウの茎と似ているけれど、料理の仕方が全く異なります。
一応、忘れないように記録を残しておきます。
殆どは、軽く洗ってから塩漬けにしました
今回料理したのは、残りの一部です。
他の山菜よりもずっとアクが強いので10分ほど茹でました
暫く水にさらしてから薄皮を剥いて(綺麗でしょ)
含め煮にしてみました
薄めの漬け汁(水:出汁醤油=4:1)で煮含めて、
完全に冷めるまで待ちます
で、夕食に並んだのがこちら。
ウルイの酢味噌和えとタケノコ汁にウドのオリーブ炒めとフキの含め煮です
ついでに、右側は、先日の刺身で余ったヒラメのムニエルです。
そんでですね、ウルイとタケノコとウドは、しっかりアクが抜けてすごく美味しかったんです。
ただ、フキだけが苦味が気になって食べづらい。
ここだけが、唯一残念なところ。
これは、明らかにアク抜き不十分です。
急遽、残りのフキを水に一晩さらしてアク抜きを再開しました。
その後、改めてだし汁で煮含めたのがこれ。
妻が冷蔵してくれていました
仕事から帰って試食してみると、旨い!
ホッとするとともに、山菜のアク抜きの難しさを再認識させられました。
アク抜き、下ごしらえの仕方や手間は、種類によって大きく違う。
いい勉強になりました。
フキちゃん、ありがとうね。
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