かれくさの ゆりかご かれの れいか
そろそろ
ゆきがつもるね
だいじょうぶ
しんぱいいらないよ
あったかい もうふで
くるんであげるからね
わたしのなかで ねむる
こどもたち
あんしんして
ふゆをおすごし
はるがくるまで
ゆっくりと おやすみ
わたしは
あなたたちをまもる
あたたかい ゆりかご
かれくさの ゆりかご
元気だった草たちも色が変わってきた
ここいらも
この辺りもそうですか
当然と言えば当然だよね。もう初冬と言ってもいい季節だ(冬は、山よりも遅れてきます)。
「なんだか、寂しくなるなあ。」
『れいか』さんに声を掛けてみると、意外な答えが返ってきました。
「ここに、たくさんの命が眠っているのよ。だから、寂しくない。」
だそうです。
言われてみれば、なるほど。
あれだけ歌っていたコオロギやバッタたちも、恋の季節を終えたようです。『れいか』さんは、その子どもたちをあずかったわけなんですね。
「その通りよ。・・・春が楽しみ。」
だって。
こうやって、生き物どうしが支え合って季節を紡いでいくわけですね。
はあああ~。
私もこの生き物の輪の中に、少しは入れてもらっているのかなあ。そうだといいなあ。
どうか、このつながりが、ずっとずっと続いていきますように。
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