「もう三月だから、僕は走りまわらなくちゃいけない
三月は『卯走』と書いて、うわす、と読むんだよ
でも、もう走る理由なんて見つから無いんだよ
子どもの頃は遠くにぼんやりと夢のようなものが見えてたからね
それに向かって走ってた
今はただ、何かから逃れるためにいつも走ってるだけさ
本当は僕はいつも悲しいんだよ
走り続けてると涙も乾くからね
ドライアイでいつも目は真っ赤さ
でも三月はちょっとうれしいんだ
思いっきり泣いても、花粉症のせいにできるからね
フナコシ君、じゃなかった、フナムシ君、もう1本、金麦を開けてくれよ
酔っ払えば悲しい事もちっとは忘れられるだろ」
三月は『卯走』と書いて、うわす、と読むんだよ
でも、もう走る理由なんて見つから無いんだよ
子どもの頃は遠くにぼんやりと夢のようなものが見えてたからね
それに向かって走ってた
今はただ、何かから逃れるためにいつも走ってるだけさ
本当は僕はいつも悲しいんだよ
走り続けてると涙も乾くからね
ドライアイでいつも目は真っ赤さ
でも三月はちょっとうれしいんだ
思いっきり泣いても、花粉症のせいにできるからね
フナコシ君、じゃなかった、フナムシ君、もう1本、金麦を開けてくれよ
酔っ払えば悲しい事もちっとは忘れられるだろ」