「先生、『他人の不幸は蜜の味』って不幸というのはおいしいものなんですか」
「そうだね、他人が不幸なのを、横から見てるのはおいしいものだよ」
「じゃあ、その不幸をミツバチのように集めてまわったら、もっと濃くなっておいしいんですか」
「いや、不幸というものは、自分のものにすると苦くなるんだよ」
「不幸って味が変わるものなんですか、それは賞味期限というやつですか」
「君ね、高校生にもなって、少し頭わるいんじゃないのか、これはたとえ話ってやつだ」
「先生、先生は先生のくせに本当の事を教えないのか」
「私もね、本当の事は何も知らないんだよ。
そうだな、他人の不幸を自分の不幸にしたら、もっとおいしいかもしれんな
でも、そんな事を始めたら、世界中が不幸の奪い合いになって
人類は滅びるかもしれんぞ。」
「先生、先生のほうがもっと頭わるいんじゃないのか」
「そうだね、他人が不幸なのを、横から見てるのはおいしいものだよ」
「じゃあ、その不幸をミツバチのように集めてまわったら、もっと濃くなっておいしいんですか」
「いや、不幸というものは、自分のものにすると苦くなるんだよ」
「不幸って味が変わるものなんですか、それは賞味期限というやつですか」
「君ね、高校生にもなって、少し頭わるいんじゃないのか、これはたとえ話ってやつだ」
「先生、先生は先生のくせに本当の事を教えないのか」
「私もね、本当の事は何も知らないんだよ。
そうだな、他人の不幸を自分の不幸にしたら、もっとおいしいかもしれんな
でも、そんな事を始めたら、世界中が不幸の奪い合いになって
人類は滅びるかもしれんぞ。」
「先生、先生のほうがもっと頭わるいんじゃないのか」