河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

バリイタリアン

2012年02月05日 | ビンボリッチ計画
バリブッダでもったいない豪華イタリアン

カプチーノとペスト・ジェノベーゼを頼んだら
「ペスト・ジェノベーゼはソースだけだ」と言われた
エクソシストの毒液のような色をした
ジェノバ地方のバジリコソースだが
パスタは別注文らしい

旅先で「きつねうどん」とか
こういうわけわからんものを食べだしたら末期症状である

世界はベニヤ板の絵だ

2012年02月05日 | ビンボリッチ計画
「先生、この世界というのはベニヤ板に描かれただまし絵なんじゃないですか?
本当の広さは四畳半くらいしかないんだろ」

「八田君、どうしたんだね、今頃、急にそんな事を言い出だして
本当の事なんか言ったら、ともだちに絶交されてしまうよ」

「1960年代とかに、その頃の若者がゲバ棒や火炎瓶で
そのベニヤ板を壊したんじゃないんですか
その後ろはどうなっていたんですか?」

「そうだな、確かにわしらの世代は学生運動とやらはやったが
結局、その後ろを見たやつも、そのことを伝えたやつもおらん
そのまま、みんな定年退職して、気楽な年金暮らしじゃ
ビューティフルとかピースとか言ってたヒッピーのやつらも
クスリで脳をやられてみんなくたばっちまった」

「じゃあ、オウムとかいうともだちはどうなったんですか?」

「あれは使った絵の具が安物すぎた、すぐ溶けてしまったし
その絵の具のガスで何人も死んでしまった」

「ぼ、ぼ、ぼくは、科学者のように、ベニヤ板の裏側が見たいんです!」

「見てどうするんだね、みんな、ベニヤ板の前で一生懸命
芝居をしてるんだし、じゃましちゃいけないだろ
それに、ベニヤ板の後ろには何枚も同じようなベニヤ板があるだけだよ」

「せ、先生はなんで、その事を知ってるんだ、おまえがともだちの正体か!」


八田二郎の次回作「2001年、中二病微熱中年」プロローグより

どこでもドア計画

2012年02月05日 | ビンボリッチ計画
結局、日本に居て、好きな場所に行けるのが一番良いということで
「どこでもドア」の製作を考える

タイムマシンや空間移動は難しいので
実用的なのは
日本に巨大な家を作って、南のドアをバリ島、西のドアをフランス、東のドアをハワイ、
北のドアはぐるっと地球を半周してペルーあたりに作る
というのが無難なところか

だまし絵の原理で遠くの家具やドアを大きくしておいて
中から見ると四畳半の部屋に見えるようにしておく

そうすれば、ドアを開ければ、いつでも好きな場所に行ける
ドアまでどうやって行くかって
そりゃたぶん飛行機しかないやろう

ということは部屋の中に自家用飛行場も作らないといけない

暑さと寒さで頭おかしい