河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

アンドロイドに花束を 1

2015年02月09日 | ZIZY STARDUST
2200年、第三次世界大戦で絶滅の一歩手前まで行った人類は世界統一国を建立し
多くの人間の脳に戦争を防止するためのチップを埋め込んだ

それは「ロボット三原則」といわれるものが組み込まれたOSで

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
(アイザック・アシモフ 「私はロボット」 より)

埋め込まれた人間は自分がロボットであるかのように、半分アンドロイドのような行動をとるようになっていた

その一方、2100年代から急速に発達した人口知能技術によって製造されたアンドロイドは数を増やし
その数は今や地球全人口の半数に達していた

この結果、人間とアンドロイドの差はわずかなものとなり
多くの人間は自分のアイデンティティに悩むことになった

「愛って何ですか」
「愛のために相手を傷つけてはいけないんですか」
「神は偉大なり」

人間はまた自分探しの旅を始めたのだ

ある者は世界統一国打倒のための武力組織を作り、世界中から迷える若者を集めた。
ある者はまだ第三次大戦後の紛争が続く地域にジャーナリストとして乗り込んだ。
自分探しの行き場所が見つからない人間は自ら埋め込まれたチップを抜き去って薬物や暴力へと走り、
この時期、薬物事件や意味不明の殺人事件が急増した。
暇すぎる人間は毎夜、意味不明なマンガを描いていた。

人間とアンドロイドの平和な共存は人間にとって生きている実感を希薄にさせていた。
古くからの宗教はすでにその力を失っていた。


てなマンガは最近の若者は誰も描かんから自分で描くしかないか
最近の若者は口当たりの良い薄味が好きみたいだ

2300年 八田四郎の白昼夢

最新作「アンドロイドに花束を」

2015年02月09日 | ZIZY STARDUST
西暦2300年の超高齢化社会、人類の一部は火星に移住し、
世界人口の半数はアンドロイドであった。
高度に進化した彼らアンドロイドは自問していた。
私は機械なのか、心は人間なのか、愛って何ですか。
本当の幸福とは、生命とは、
ブレードランナー以来の哲学的命題に挑戦する
八田四郎の最新作

あかん、妄想が止まらんようになってきた

2月8日(日)のつぶやき

2015年02月09日 | ZIZY STARDUST

八田四郎 新シリーズ「妖怪ひょうたん」

2015年02月09日 | ZIZY STARDUST
八田四郎 新シリーズ「妖怪ひょうたん」

社内会議を開いてのマーケティングの結果
「妖怪なんたら」という題名にして1コママンガにすれば
妖怪は適当にでっち上げ
妖怪ものは人気が出るししかも絵を描く枚数が1枚で済み
その後妖怪グッズ、ゆるキャラ、ふちこさんシリーズ
のように商品展開できるのではないか
という結論に達した

これで老後の印税生活はばっちりである