河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

ジジイ・スターダスト制作日誌 013-96話

2015年08月07日 | ZIZY STARDUST
ジジイ・スターダスト制作日誌 013-96話

俺はズボンと下駄をはいた。胸の108は煩悩の数だ。
俺は長崎造船所の秘密の地下室で製造された、というか、製造中のアンドロイドだ。
製造中に原爆が投下されたので製造が遅れているのだ。

長崎生まれの俺としては、原爆投下後の土地に人が住めるのか、
という疑問が有ったのだが、長崎原爆のプルトニウムの量は数キログラムで、
空中での爆発時の放射線や熱や爆風はすごかったが、爆弾本体や周囲の物質は高熱で蒸発し、
上空で拡散され、一部は雨となって降り注いだのだが、結果的に残留放射能は少なかったという事のようだ。
あまりにも放射線の影響が大きいと米軍もその土地への上陸や占領ができなくなるわけで、
兵器としての意味が無くなるのだ。
短時間でぱっと大量に人を殺さないと意味が無い。
広島と長崎に2回投下したのは、それぞれ違うタイプの原爆の検証だったのか。
しかし、原爆を東京に落とさず、地方都市に落とすというのは、
原発を東京に作らず、地方に作るのと同じ発想か。

福島原発事故のほうが放射能的には長期化して深刻ということか。

核問題とか自衛権問題は色々な意見があるので難しい。
まあ、いずれにしても、原発が無くても、戦争が起こらなくても、
いつか人類は恐竜のように滅亡するのだ。