河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

山下鉄郎 渡嘉敷島桟橋路上ライブ 未完成(ここで挫折)

2016年11月12日 | 世界図鑑
そういえば、田中一村+アンリ・ルソーのような風景を3DCGアニメで作ろうとして挫折したのだった。
田中一村師匠は奄美大島のボロ小屋で貧乏なまま死んだ(失礼)とかで、尊敬する人物である。
結局、絵というのは紙に筆で描いたほうが味が出るのか、CGを使いこなすにはまだ歴史が短いのか、よくわからん。
最近の映画にはほとんどCGが使われているが、映画によっては、俳優やセットを使うより安上がりだから使われているだけのようで、
コストダウンのための道具になってしまってる気もする。

世界どこでも貧乏暮らし 3

2016年11月12日 | 世界図鑑
インド ラダック(レー) なんたらゴンパ(後で思い出すことにする)
確かティクセゴンパ。金色の巨大弥勒菩薩がある。 

旅行に行くならチベットは定番の場所であるが、現在ほどではないが、
その頃でもそろそろ中国というとなんとなく怖そうで、
特にチベットに行くのは手続きがややこしそうな印象があった。
そこで、チベットに似ているというインドのラダック地方に行ってみた。

旅行で死ぬかと思ったのはこの時が初めてで、
オールドデリーの怪しい宿で変な薬らしき物を入れられた紅茶を飲まされ、
その直後に飛行機で標高3500メートルのラダックにいきなり着いたので、
頭フラフラ、お腹ピーピー、ゲロ出し放題、呼吸困難、食欲ゼロで、宿で3日ほど死にかけ状態で寝ていた。

そのかわり、生き返って4日目に見た風景は、空は深い紺色で、遠くの景色もくっきり見えて、
シャンバラとかシャングリラだったかの極楽のように感じた。
しかしラダックでの旅行の日程が残り2日しか無かったのが残念だったが。

悪人とか病気とかがあるから逆に普通の状態が倍楽しいのかもしれん。




パスタ生活 ボンゴレロッソ

2016年11月12日 | 世界図鑑
パスタ生活 ボンゴレロッソ

なぜパスタ生活なのかというと、イタリアンがおしゃれとかでなく、
一食150円以下に抑えるには、主食として、安く売っている米か麦かパスタを探すしか無いのである。
しかし、スパゲティだけでは飽きるので、変な形のパスタも少し高いが買ってみる。

アンドロイドはiOSの夢を見るか?

2016年11月12日 | 世界図鑑
「バイリンガルは何語で夢を見る?」(amazon)

本のタイトルがSF小説みたいだったので読んでみた。
最近流行の理科系脳科学系の内容では無かった。
というか、今読むとスターバックスのコーヒー券とかが当たる!、というのが目的だったかもしれん。

海外旅行に行って1週間ほど日本語を使わないでいると、英語の夢を見るということに気づいた。
といって、翌日から英語が上達したわけでもなく何も変わらない。
1週間経ったせいで、現地の町の様子や文化、習慣に慣れただけなのかもしれない。
しかし、階段を上がる時にわざと、段数をワン、ツー、スリーとか英語で数えるクセにしておくと、英語に慣れる気がした。

アメリカでは自分の英語が通じないが、インドでは充分通じる。
ひょっとして発音とかの問題では無く、国民性というか、インド人ならどんな質問にも適当に答えてくれるし、
必ず「問題無い、ノープロブレム」と言ってくれるし、要するに何語でも通じるような気がする。

小学校とかで国語の授業中に「今から、このページを何分間黙読してください」とかいう場面があったが、
目で追うだけなら5秒で終わるけどなあ、5分あったら教科書全部読めるがな、という疑問があった。
「速読」という技術があるが、あれはページを文章で読むのではなく、
ページ丸ごとイメージで受け取って、後から頭の中で高速に解読してるに違いない。

丸い図形を描く時に、いちいち「線を上から右に移動して丸い物にする」とか、
日本語で考えてるわけないし。

ということは、言葉というのは、音そのものや音楽みたいなもので、
そこに何語の歌詞を付けても、歌詞の意味がわからなくても雰囲気は伝わる。
頭の中で処理しているのは、特定の言語ではなくて、言葉や言語以前の、もっと別の情報ではないか、
という気がしてきた。ここまで来たら脳科学やがな。


アルジャーノンに花束を

2016年11月12日 | 世界図鑑
簡単に言うと、アホな主人公が一時的にカシコになりまたアホに戻る、という話である。

衝撃を受けたのは、アホな時の主人公のセリフの言い回しがアホに書かかれていたことと、
アホが幸せか、カシコが幸せか、というテーマが、あらゆる事に共通するなあ、と感じた点である。

これは、貧乏が幸せか、金持ちが幸せか、とか、
清潔で便利な日本が快適か、汚くて不便なアジアの田舎が住みやすいか、とか、
考えさせられる事が多い。

日本からわざわざ東南アジアに移住する人がいるのは、もちろん、物価の安さもあるが、
そこの人々のユルさに惹かれるのかもしれない。

この本は自分で買ったのではなく、会社の同僚が、
「部屋掃除して捨てるからあげる」と
見るからに読むのがしんどそうな分厚いダニエル・キイスの本を何冊かセットでくれたのだった。
その人は読書するような人に見えなかったのと、なんでわてにくれるんや、と不思議だった。

今思うと、人間を救うために時々登場する「その日の天使」だったのかもしれない。