今週のコラム1:プロフェッショナル
最近、色々な職業でのプロフェッショナルが減ってる気がする。
その理由の一つに、例えば技術に対する好奇心とか驚きが減ってることもあるのではないだろうか。昔だったら電気製品は中を分解すると、動きや仕組みが目で見えて実感できた。今、携帯電話を分解しても半導体チップがあるだけで完全ブラックボックスである。パソコン修理にしてもごっそり基板交換しかない。
初めて電話が開通した時はおそらく大騒ぎだったのだと思うが、今、その数万倍?の容量の光ケーブルが開通しても、あたりまえなのでなんの感動もない。
しかし、情報が光に変換されて長距離届くということは、むちゃくちゃ、すごい事のはずである。
どのスイッチを押せばどうなる、という知識を持っている人は多いが、それがどういう原理と目的で動いているのかをじっくり考えてる人は少ないようだ。そのあたりから事故が起こったりするのかもしれない。
かなり前に放射能もれの大きな事故があったが、その時はウランを単純作業でバケツで運んでいたとかだった。もし、担当者が上からの指示が無くても、自分で自分の仕事を理解していれば防げたのかもしれない。
ウランで話は飛躍するが、原爆を積んだ爆撃機の機長が、単純に命令を実行するのではなく、その爆弾がどういうものかを理解していたら、投下スイッチを押さずに何かの理由をつけて基地に帰ったかもしれない。
人間はそんなもののために生まれてきたんじゃないだろう。
エノラ・ゲイ
http://ooeyama.hp.infoseek.co.jp/enolagay.htm
最近、色々な職業でのプロフェッショナルが減ってる気がする。
その理由の一つに、例えば技術に対する好奇心とか驚きが減ってることもあるのではないだろうか。昔だったら電気製品は中を分解すると、動きや仕組みが目で見えて実感できた。今、携帯電話を分解しても半導体チップがあるだけで完全ブラックボックスである。パソコン修理にしてもごっそり基板交換しかない。
初めて電話が開通した時はおそらく大騒ぎだったのだと思うが、今、その数万倍?の容量の光ケーブルが開通しても、あたりまえなのでなんの感動もない。
しかし、情報が光に変換されて長距離届くということは、むちゃくちゃ、すごい事のはずである。
どのスイッチを押せばどうなる、という知識を持っている人は多いが、それがどういう原理と目的で動いているのかをじっくり考えてる人は少ないようだ。そのあたりから事故が起こったりするのかもしれない。
かなり前に放射能もれの大きな事故があったが、その時はウランを単純作業でバケツで運んでいたとかだった。もし、担当者が上からの指示が無くても、自分で自分の仕事を理解していれば防げたのかもしれない。
ウランで話は飛躍するが、原爆を積んだ爆撃機の機長が、単純に命令を実行するのではなく、その爆弾がどういうものかを理解していたら、投下スイッチを押さずに何かの理由をつけて基地に帰ったかもしれない。
人間はそんなもののために生まれてきたんじゃないだろう。
エノラ・ゲイ
http://ooeyama.hp.infoseek.co.jp/enolagay.htm