4月6日大潮でした。潮が引いた浜にいくと、おばあさんがコンブを拾っていました。「今年はフノリが少なくて、マツモが増えた、それも’おとこまつも’が多くて・・・・昔はこれ(アカバギンナンソウ)を、春まだ寒い時期に採って、ゴム長なんかない時代だから、ワラジはいて、凍ってね・・・結構なお金になったんだよ~稚内ではこれ(クロバギンナンソウ)食べるんだってね。ここいらでは、食べないもんね~昔はいそつぶ(ヒメゾボラ)も磯にいっぱいいたんだよ。子どもたちも磯で遊ばなくなったもんね。うちの孫は時々くるけど・・・・」なんてお話をしていただきました。
岬でもマツモの生育が1~2ヶ月ぐらい早いと漁師さんが言っていました。
’おとこまつも’とは、三石地域ではキタイワヒゲのことを指すというが、えりもでは再確認が必要だ。地方名は、地域ごとに別の種を同じ名称で呼んでいるときがあるので注意が必要だ。