えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

冬の早朝に「けあらし」

2022年01月31日 10時26分15秒 | 日記
 朝、何気なく海を眺めると、歌別漁港付近で海上に白く漂う霧「けあらし」を発見。

 「けあらし」とは北海道の方言ですが、気象用語では「蒸気霧(じょうきぎり)」と言われます。
 
 冷え込みが厳しい冬の早朝から午前の間、水面に白く立ち上る霧が湯気のように見える現象です。
 






 ※「けあらし」の発生条件は、夜間の気温が放射冷却によって冷やされ、翌朝の天気が快晴であることや気温は-15℃前後、海水温との温度差は15℃以上、風速3~5㎧という条件がそろうと発生しやすくなると言われています。
  発生場所は、海岸より1㎞から数㎞程度で、高さ2~3mのものから10mくらいの大きさのものまであります。