えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

春一番の豊似湖

2008年04月11日 17時24分33秒 | 日記

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4月8日豊似湖へ行ってきました。夏タイヤに替えていたので駐車場の手前にある急坂まで入っていけました。週末には駐車場までいけるでしょう。

豊似湖には氷も雪もなく、例年なら満水で、岩の間から流れ出る水音が素晴らしいのですが、今年は静寂そのもの。クマゲラのドラミングがこだまし、ナキウサギの声が谷間に響いていました。

が、水面は夏の渇水期と低く、これからが心配です。周りはエゾシカによる樹皮喰い、低木もササも少なくなっています。すでにダニが元気に動いており要注意です。


ミズバショウが咲いていました

2008年04月10日 10時03分09秒 | 草木花(野の花他)

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ミズバショウが咲いていました。2008年4月9日。

えりも町のとある沢。ここはエゾアカガエルのオタマジャクシもかえったばかりのようだった。
雪が少なく、沢の水も少ない。カエルやサンショウウオにとって、今年は、卵や幼生が干上がる受難が避けられないであろう。

これも異常気象の影響だろうか??「地球温暖化」と言っても、「温暖化」という言葉が、なんとなく寒い地域に暮らしていると、温かく感じてしまうのではないか。危機感を感じさせる言葉の方がいいのだろうか??


コンブ拾いのおばあさん

2008年04月07日 09時54分36秒 | 日記

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4月6日大潮でした。潮が引いた浜にいくと、おばあさんがコンブを拾っていました。「今年はフノリが少なくて、マツモが増えた、それも’おとこまつも’が多くて・・・・昔はこれ(アカバギンナンソウ)を、春まだ寒い時期に採って、ゴム長なんかない時代だから、ワラジはいて、凍ってね・・・結構なお金になったんだよ~稚内ではこれ(クロバギンナンソウ)食べるんだってね。ここいらでは、食べないもんね~昔はいそつぶ(ヒメゾボラ)も磯にいっぱいいたんだよ。子どもたちも磯で遊ばなくなったもんね。うちの孫は時々くるけど・・・・」なんてお話をしていただきました。

岬でもマツモの生育が1~2ヶ月ぐらい早いと漁師さんが言っていました。

’おとこまつも’とは、三石地域ではキタイワヒゲのことを指すというが、えりもでは再確認が必要だ。地方名は、地域ごとに別の種を同じ名称で呼んでいるときがあるので注意が必要だ。