ミズバショウが咲いていました。2008年4月9日。
えりも町のとある沢。ここはエゾアカガエルのオタマジャクシもかえったばかりのようだった。
雪が少なく、沢の水も少ない。カエルやサンショウウオにとって、今年は、卵や幼生が干上がる受難が避けられないであろう。
これも異常気象の影響だろうか??「地球温暖化」と言っても、「温暖化」という言葉が、なんとなく寒い地域に暮らしていると、温かく感じてしまうのではないか。危機感を感じさせる言葉の方がいいのだろうか??
4月6日大潮でした。潮が引いた浜にいくと、おばあさんがコンブを拾っていました。「今年はフノリが少なくて、マツモが増えた、それも’おとこまつも’が多くて・・・・昔はこれ(アカバギンナンソウ)を、春まだ寒い時期に採って、ゴム長なんかない時代だから、ワラジはいて、凍ってね・・・結構なお金になったんだよ~稚内ではこれ(クロバギンナンソウ)食べるんだってね。ここいらでは、食べないもんね~昔はいそつぶ(ヒメゾボラ)も磯にいっぱいいたんだよ。子どもたちも磯で遊ばなくなったもんね。うちの孫は時々くるけど・・・・」なんてお話をしていただきました。
岬でもマツモの生育が1~2ヶ月ぐらい早いと漁師さんが言っていました。
’おとこまつも’とは、三石地域ではキタイワヒゲのことを指すというが、えりもでは再確認が必要だ。地方名は、地域ごとに別の種を同じ名称で呼んでいるときがあるので注意が必要だ。