えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

わらしゃんどキャンプ!

2016年08月05日 18時11分27秒 | わらしゃんど・えりもまるごと自然体験
わらしゃんど・えりもまるごと自然体験(主催:えりも町郷土資料館N42°の会)が実施されました。


いつもの場所で・・・ようやく晴れたえりもの空の下、始まりました。



いただいたエゾシカの足1本、まずは分けて、たき火で焼きましたよ~



昆虫のライトトラップには、いろいろな虫が集まり、お祭り状態でした。



五右衛門風呂の水変え、バケツリレーはも恒例。



こちらも恒例のピザづくり、各班工夫して小さなたき火で焼き上げました。



最終日は「流しそうめん」

おまけに、最後の挨拶終了後、今年もアオダイショウが出没しました!


舟に願いを…☆*+:*+☆…

2016年08月04日 13時33分06秒 | 郷土資料
皆さんこんにちは(*^∀^*)
暑い日が続いていますが、体調は崩していませんか?

健康を願うならこんなのはいかがでしょう(★∀☆)

はい、七夕です。7月にも行いましたが、8月にも行います!
一般的に7月7日行われる七夕ですが、本州の一部と北海道では8月7日に行われます。
新暦か旧暦(厳密には「月遅れ」というらしいです)の違いだそうです。
ちなみに天の川を見るのならば、8月がいい(ネット情報)らしいですよ。

当館ではササがないので、代わりにヤナギを舟に立てます。
なんと、この舟、北海道最後の造船、「コンブ採取用木造磯船」です(@∀@)!「ほろいずみ丸」です。
現在では木造磯船を使用してコンブを採っている漁師さんは数えるほどしかいませんが、まだプラスチック製などがない時代は、みんな、この木造磯船を使用していました。
管理に手間がかかることや、材に用いるカツラやヒダカゴウヨウマツなどの大木が手に入らないことから、木造船は徐々に姿を消していきました。
ほろいずみ丸は、木造磯船の造船技術を記録保存しようと、えりも町郷土資料館N42°の会が、日本財団の助成を受け、造船されました。
船外機が普及する以前は、遠くのコンブ場への移動する際、「ま帆」とよばれる帆を張り、風の力を利用していました。

帆を張り、ヤナギを飾り、天の川に漕ぎ出す準備は万端!ほろいずみ丸も誇らしげです(*^▽^)
短冊はまだまだ飾れますよ!
行け、ほろいずみ丸!みんなの願いを乗せて☆


そして乾燥中のしめ縄用の様子です。

だいぶカサカサしてます。

(幌岩京子)