えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

猿留山道のパネル展~木育ひろばinチ・カ・ホで開催!

2017年06月09日 18時40分40秒 | お知らせ・募集(イベント・事業等)
猿留山道を紹介するパネル展示を
北海道・木育(もくいく)フェスタ2017

木育(もくいく)ひろばinチ・カ・ホにて、展示させていただきます。


明日・明後日!の6月10日(土)、11日(日)10時~16時、で札幌地下歩行空間(札幌駅側イベントスペース)にて!

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/sky/fest/2017/sougou.htm

様似山道も一緒ですよ~

なお、6月10日は、別のスペースにて「増毛山道」についての展示や講演があります!

札幌はヨサコイでにぎやかでしょうが・・・・
ぜひ、お立ち寄りください。

(中岡利泰)

車櫂

2017年06月07日 12時52分16秒 | 郷土資料
皆さんこんにちは(*^-^)ノ
久しぶりの郷土資料の紹介です。
今回ご紹介させていただくのはこちら!
「車櫂」です!

磯船や、アイヌ民族の板綴り船「イタオマチ」に使用されていた推進具です。使い方はオールと同じように船の両舷から出し、船べりに支点を設けて水をかくというもの。
持ち手側の近くに、「タガマ」「櫂受けの軸」などといわれる支柱を通す穴を開け、先端にいくにしたがい徐々に薄くなっていきます。

穴が二つという珍しいものもありますが、その理由は明らかになっていないようです。

(幌岩 京子)

資料館の生物たち(その後)

2017年06月05日 12時57分25秒 | 日記
春に展示を始めた資料館の生き物たち。

元気でいるでしょうか。

まずはエゾサンショウウオ。

卵から孵化し、餌のオタマジャクシの捕獲が追い付かなくなるほど、たくさんの餌を食べ大きくなりました。

どのような姿になっているかというと・・・。




足が生えて、その姿はまるでウーパールーパー(メキシコサラマンダー)の様です。

これから、鰓がどんどんなくなっていき、頭の形が変わってきます。

すると、いよいよ水中生活を終え、陸に上がります。

運が良ければ、上陸の瞬間を見ることができるかもしれません。


次に、シマウキゴリ(ゴダッペ)です。



できるだけ自然な感じで見てもらえるように水槽内をレイアウトしたのですが、
飼育しているうちに、人が近づくと餌がもらえると思い、
上の写真のように集まって来るようになってしまいました。

しかし、水槽に慣れてきたのか、よく動き回るようになったので、
ウキゴリの名前の由来「浮いているハゼの仲間」という意味がよくわかるほど、水面~中層をよく泳ぎまわっています。

来館者からは「昔よく近所の川でとって遊んだ。」「ゴダッペって、まだいるんだ。どこでとったの。」などの声をよく耳にします。

是非一度、資料館にお越しください。

《地域おこし協力隊員 髙木大稔》