昨20日、臨時国会招集に関し、政府与党と野党の幹事長・書記長会談が行われた。
野党はTPPの審議や新閣僚の所信を聴取すべきとして、臨時国会の召集を求めた。
それに対し与党は回答を留保した。
政府・与党は、安倍首相の外交日程が立て込んでいることを理由に、臨時国会の招集を見送る方針らしい。
そのような政府・与党の態度に、私は得心が行かない。なんかヘンでね。
安保法制の論議の際、政府の説明不足を認めた上で、「今後は丁寧に説明したい」と言っていたのは安倍首相だった。
TPPについても同じなのではないか。政府はトコトン明らかにする必要があるはず。逃げていいことはありません。
新閣僚の身辺に関し、取り沙汰されていることがある。はやくスッキリすべきではなかろうか。新大臣の指導性にも問題が残ってしまう。
安倍さん、逃げてはいけませんよ。
私は安倍さんの国家観にはおおむね賛成です。しかし、「知らしむべからず、よらしむべし」は賛成出来ない。
国会と真摯に向き合ってほしい。
野党は憲法53条を使って、国会の召集を求めるらしい。
是非とも前向きに受け止め、臨時国会を召集して欲しいと思う。
安保法制の審議の際に見せた逃げの姿勢は、敵に背中を見せること。外国にも舐められます。