意思疎通は難しい。百万遍繰り返して言っても、伝わらないことがある。
なまじ言って曲解されようものなら、その後の展開次第によっては、修羅場にさえなりかねない。
言葉は恐ろしい一面を持っているのだ。そんな時こそ、沈黙は金になる。
冬雲や語るべきことあらざりき ひよどり 一平
(ふゆぐもやかたるべきことあらざりき)
意思疎通は難しい。百万遍繰り返して言っても、伝わらないことがある。
なまじ言って曲解されようものなら、その後の展開次第によっては、修羅場にさえなりかねない。
言葉は恐ろしい一面を持っているのだ。そんな時こそ、沈黙は金になる。
冬雲や語るべきことあらざりき ひよどり 一平
(ふゆぐもやかたるべきことあらざりき)
今の私は喧嘩が苦手。
昔は買ってでもしたかった喧嘩だったが、今は大の苦手。出来ることなら逃げたい。
多少の理不尽があっても、喧嘩は避けたいのが、私の今の偽りのない気分なのだ。
ところがどうしたことか、なかなかそうは問屋が卸さない。こちらは避けたいと思っても、喧嘩やいさかいのほうが執拗に追ってくる。
避けようと思うから、なおさらなのだろうか。
私自身、自分のことを分からず屋とは思っていない。多少は短気なところはあるが、物わかりがいいほうだと思っている。しかし時折、反りの合わない事態が出来(しゅったい)してしまうのだ。
私の年齢ともなってくれば、そんなに長く生きられるわけでもなく、生きていたいとも思っていない。つまり長くもないこれからの人生なのだから、諍いのない平穏の中で暮らしたいではないか。
にもかかわらず、諍いのほうから私を追いかけてくるのだ。なんと不条理。
ヤレヤレ、どなた様か、諍いのない日々の過ごしかたを、どうかご伝授願いたい。
いさかひの種は尽くまじ枇杷の花 ひよどり 一平
(いさかいのたねはつくまじびわのはな)
朝から快晴。わが家の空には、雲がまったくなかった。
おしなべて車列苛立つ冬旱 ひよどり 一平
(おしなべてしゃれついらだつふゆひでり)
先日来、「手術待つ」などの病気の句をアップしました。
記事ををご覧下さった方々から、私の身を心配しての電話やメールを頂きました。
ありがとうございました。
あれらの句は、私の親しい友人の身を案じ作った句でした。
私が病んでいるわけではなかったのです。
申しわけありませんでした。
心からお礼とお詫びを申し上げます。
日産のゴーン会長が、全会一致で解任された。遅きに失した。
企業経営の健全化と金融商品取り引きの透明化などに向け、種々の改革・改善がなされてきた。あれは一体何っだのか。
微細な企業規模ながら、社員、経営者ともども真摯に取り組んだ身として、残念でならない。
日本人も舐められたものだ。
今頃になって、なんじゃい。
その間、多くの人の血と汗と涙があったのではないか。
NHKのチコちゃんじゃないが、「ボーツと生きてんじゃねーよ!」になってしまいそうだ。
(上の記事と俳句は関係がありません)
右に折れすぐ下るなり落葉道 ひよどり 一平
(みぎにおれすぐくだるなりおちばみち)
木瓜(ぼけ)は江戸時代に中国から渡来したバラ科の落葉低木で、観賞用として庭に植えられていることが多い。
三月から四月にかけ、葉に先立って五弁花が固まって咲く。
冬に咲く木瓜もあり、それらを総称して寒木瓜と呼んでいる。
とにかく、とことん優しい雰囲気の花だ。
こんな感じの人たちに囲まれて、馬鹿のしたい放題をしまくったらどんなだろうな。
寒木瓜やなぜか男は叱らるる ひよどり 一平
(かんぼけやなぜかおとこはしからるる)
ほんとに、どうして男って叱られることが多いのでしょうか?
叱る側の人に訊ねてみたい。