昨夕、大宮花火大会が開催された。快晴だったこともあって、凄まじいほどの人出だった。
若い女性たちの浴衣姿が、かなり目についた。
着こなしにぎこちなさは感じられるが、なかなかのものだ。本人たちも気に入っている様子だった。
大花火闇にまぎれし吐息かな ひよどり 一平
(おおはなびやみにまぎれしといきかな)
昨夕、大宮花火大会が開催された。快晴だったこともあって、凄まじいほどの人出だった。
若い女性たちの浴衣姿が、かなり目についた。
着こなしにぎこちなさは感じられるが、なかなかのものだ。本人たちも気に入っている様子だった。
大花火闇にまぎれし吐息かな ひよどり 一平
(おおはなびやみにまぎれしといきかな)
あってはならない、とても悲惨な事件が起きてしまった。
日本社会に巣くう狂気のありさまを、突き付けられた気分だった。身震いがした。
あんなこと、原因があっての結果ではないぞ。
そのように思おうとしたのだが、そのようには思えなかった。
単に突然変異的な狂気として、片付けるわけにはいかない。
グローバル化、効率化などが作り出してしまった狂気なのではないのか?
「措置入院」後の処理にも、いささかの疑問がある。いかにも事務的だ。
あのような取り扱いで、安全社会は維持できないし、当該病人の治療にもならない。
空蝉の背に凹みある不安かな ひよどり 一平
かなり気取って話しているつもりでも、私の言葉には国訛りが残っている。アクセントの問題だ。
「雨と飴」、「花と鼻」、「柿と牡蠣」、「橋と箸と端」などについて、区別が十分になされていない。
若い頃、「前後の言葉で判断出来るじゃねーか」なんぞとうそぶいていた。が、実は困っていたのだ。
今になって、多少は直したと思っているが、未だに不十分。だが、もはや「もういいか」って気分だ。
青柿やいまだ直らぬ国訛り ひよどり 一平
ひょんな時、思い出したくない過去が、ズキリと甦って来たりします。
「え?なんで今頃?」
言っておきますが、それを忘れてはいけなかったのですよ。
あなた、あの頃、悪ぶっていたいたではありもせんか。
顔寄せしあの頃のこと氷水 ひよどり 一平
(かおよせしあのころのことこおりみづ)