炎熱や栗鼠の片目がわれを見る ひよどり 一平
(えんねつやりすのかためがわれをみる)
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梅雨が去ったとたんに、日本列島は酷暑の坩堝。
広い範囲の行動は危険と思い、栗鼠の家に飛び込んだ。
ありがたいことに、この季節は幼児の数が少ない。撮影には絶好。
もっとも、栗鼠がポーズをとってくれることはなく、走り回っている。
餌箱に焦点を合わせて待った。
数秒ほど、栗鼠が餌箱の中に入ってくれた。
もぐもぐ食べながら、それでも片目は私をしっかり見ていた。
(ような気がした?)