新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

片目はわれを

2019年07月31日 07時30分42秒 | 写真と俳句

    炎熱や栗鼠の片目がわれを見る   ひよどり 一平

  (えんねつやりすのかためがわれをみる)

    ・・・・・・・・・・

 梅雨が去ったとたんに、日本列島は酷暑の坩堝。

 広い範囲の行動は危険と思い、栗鼠の家に飛び込んだ。

 ありがたいことに、この季節は幼児の数が少ない。撮影には絶好。

 もっとも、栗鼠がポーズをとってくれることはなく、走り回っている。

 餌箱に焦点を合わせて待った。

 数秒ほど、栗鼠が餌箱の中に入ってくれた。

 もぐもぐ食べながら、それでも片目は私をしっかり見ていた。

 (ような気がした?)

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そんなひとと暮らしたい

2019年07月30日 07時28分20秒 | 写真と俳句

       鬼灯の鳴らし上手と暮らしたき   ひよどり 一平

  (ほおずきのならしじょうずとくらしたき) 

  ・・・・・・・・・

 鬼灯を上手に鳴らせる人を尊敬する。

 私は鳴らせない。鳴らせるように仕上げることすら、私にはできない。

 鳴らせるまでに作り上げ、何気なく鳴らしている女性に魅かれるのだ。

 そのような女性と暮らしたいと思う。

 ・・・・・・・・

 昨日までの倦怠感が治った。黒酢とニンニクが効いたのだろうか。

 身体が猛暑に馴れていない。だからアラームを鳴らすらしい。

 長い梅雨も明けた。しばらくは猛暑との闘いになる。心して対したい。

 

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大いに気に入らぬ

2019年07月29日 07時57分23秒 | 写真と俳句

   夏雲や鴉をらぬが気に入らぬ   ひよどり 一平

  (なつぐもやからすおらぬがきにいらぬ)

   ・・・・・・・・

 私はこの景色が大好きだ。

 真ん中ほどの大きな松の木に鴉が止まっていれば、なにも言うことはないのだが、この日、鴉の姿がなかった。

 「臥龍点睛」ではないが、私にとってこの松の梢には鴉がほしいのだ。

 ・・・・・ 

 それにしても暑い。

 暑さのせいなのか、朝夕、倦怠感に襲われている。

 今まで多くの病気を経験したが、これほどの倦怠感を感じたことはなかった。

 加齢ゆえか?

 大いに気に入らない!

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この世のこと

2019年07月28日 15時38分59秒 | 写真と俳句

   青羊歯やこの世のことの見ゆるなり  ひよどり 一平

  (あおしだやこのよのことのみゆるなり)

  ・・・・・・・・

  焦ってみてもダメなものはダメ。

 むしろ、焦ったほうがダメになることが断然多い。

 知っていながら焦るのですねえ。

 凡夫、匹夫の証拠です。

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肩が凝る

2019年07月25日 07時23分27秒 | 写真と俳句

    雲を見て向日葵を見て眩暈せり  ひよどり 一平

 (くもをみてひまわりをみてめまいせり)

  ・・・・・・・・

 洗濯物を干したりすると、眩暈がするという女性がいた。

 交通事故の後遺症とのことだった。

 そんなことから発想し、雲を見たり向日葵を見ているうちに、眩暈を起こす私自身を想像してみた。確かに鬱陶しい。

  結構な数の病気と縁続きの私が、他人様の病気について考えている図は滑稽な話。

 

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