新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

正念往生

2010年07月30日 07時31分39秒 | 身辺雑記

 菩提寺の第二十九世住職が亡くなった。65歳であった。

 昨日の午後、激しい風雨の中、表葬の儀が執り行われた。

 生前親しくしてもらっていただけに、残念でならなかった。「お医者さんも坊さんも、死ぬときは死ぬんだなァ」と、当然のことをあらためて思い知った。

 葬儀やら法事が続き、昨日は住職の葬儀だった。

 今の私は、ひどく落ち込んでいるようだ。

 葬儀の案内状には、「正念往生いたしました」とあった。しかし、本堂改築の落成直前であっただけに、思いなかばの念もあったのではなかろうか。

 総本山や本山から、偉そうな坊さんが沢山来ていて、一斉にお経を唱えた。テントを吹き飛ばすほどの風雨に曝されながらも、荘厳な雰囲気が満ちていた。

 ご冥福を祈るばかりである。

 体調不良のため、しばらくパソコンから離れます。

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手術の成功

2010年07月29日 07時00分51秒 | 身辺雑記

Sdscf1917

 上の写真は、かつて旧友I君が撮影し送ってくれた故郷の海。  

 旧友のI君が、大手術に耐えた。手術の所要時間は、14時間だったとか。

 奥さんからも連絡をもらった。仲間たちも、手術成功の連絡をくれた。

 今日もまた、旧友のK君から連絡があった。私に連絡してくれるよう頼まれたらしい。

 消化器系の幾カ所かを切開したというのに、医師団からは、3日後に歩行訓練を指示されたそうだ。

 手術に耐えた生命力も凄いが、直ちに歩行させようとする医術も凄い。

 ここのところ、私も野暮用が多いが、I君の回復状況を把握した上で、適当な日に見舞いに行きたいと思っている。

 とりあえずその前に、「おめでとう!」の手紙を書くことにした。

 これでまた、私は大きな勇気をもらった。

 猛暑だ酷暑だと言ってはいるが、8月に入れば間もなく立秋だ。

    手術経て友生還す秋近し   鵯 一平

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法務大臣の居座り

2010年07月28日 09時13分32秒 | 身辺雑記

 法務大臣の千葉景子氏は、先の参院選で落選したにもかかわらず、菅総理の意向を受けて、そのまま大臣の椅子に居座っている。

 民間出身の大臣であって悪いことはない。私もその点で異論があるわけではない。

 しかし、選挙で落選したのは、厳粛な事実だ。

 参議院議員としての千葉景子氏に対し、選挙民は「ノー」を突きつけた。「退場せよ」との民意が、明確に示されたのだ。

 民主党の代表選挙は9月に行われる。

 菅直人が再選されるかどうか不明であろう。

 再選されるにしても、「選挙大敗の責任問題」や「人心一新」を目論み、内閣改造は必須だ。

 であれば、それまでの間は、現閣僚を留任させよう。

 便宜論で行けば、当然のことかもしれない。だが、ことは政治だ。しかも「民意」が示されたのだ。

 民主党に「ノー」を表明しただけではなく、選挙民は、「法務大臣をしている千葉景子」に対し、明確に「ノー」と言ったのだ。

 にもかかわらず、そのまま居座っている。まことに不思議な光景と思われてならない。

 しかもあろうことか、その法務大臣は、「死刑反対論者」の立場を貫き、「死刑執行」に踏み切らずにいる。

 法の執行を司るべき立場でありながら、法を無視しているこの事実を、我々はどのように考えるべきなのだろうか。

 これでも「法治国家」なのだろうか。 

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居酒屋『置いてけ!』

2010年07月27日 06時57分27秒 | 身辺雑記

 以前には、よく通った居酒屋であった。今も、時折は顔を出す。

 場末の小さな店で、客が10人も入ったら超満員。

 おかみさん一人で、すべてを取り仕切っていた。

「ビールを頂戴!」

「あいよっ、ビール1ダース!」 すこぶる気合がいい。

「日本酒がほしいなァ」

「あいよっ、日本酒1升!」 初めての客はビックリする。

「あのー、日本酒1合なんですけど……」 つい、客はオドオドする。

「分かってます。だから、日本酒を1升!」

 万事がこのような気合で進むのだ。

 そのおかみさんは、私よりは一廻りほど年下だ。

 この業界は、どの店も長期低落傾向。どこもすっかり火が消えかかっている。

 しかしこの店は、なんとか繁盛しているらしい。

 おかみさんの気っ風が、客足を呼んでいるのだ。

 店の名前も奮っていて、『置いてけ!』。

 つまり、「愚痴を置いて行け!」というのが、名前の由来とか。

 上司や客への愚痴・鬱憤は、家に持っていかないこと。

 酒でも呑んですべてを吐きだし、スッキリした気分でお帰りよ。

   そんなおかみさんの気合が、客足を絶えさせないらしい。

「帰るよ~」

「毎度ありー、2700万円頂きまーす!」

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汗の効用

2010年07月25日 20時01分37秒 | 身辺雑記

 今日は法事があった。

 炎暑の中、お寺へ出かけた。

 普段はあまり汗をかかない私だが、ひどい汗になった。これほどの汗は、近ごろ珍しいことであった。

 熱中症を避けるため、水分の補給に努めた。さらに汗が出た。

「汗は全身でかけ」と、誰かに言われたことに気づいた。頭や顔や首だけではなく、下半身にも汗をかいたほうがいいのだそうだ。

 ところが、私の今日の汗は、主として頭と顔だった。

 上等な汗ではないのかもしれない。

 そのように言われても、汗が勝手に噴き出てくる。私に選択権はない。なるようにしかならないではないか。

 思い切り汗をかいてから、ビールを少しばかり飲んだ。また汗になった。やはり汗の場所は、頭と顔が中心だった。

 しかし、汗は気分を爽快にした。

 野球や柔道などに打ち込んでいた気分を、濃厚に思い起こすことができた。

 60年ほども遡った計算になる。

 先ほどまでこだわっていた事柄が、ひどく馬鹿らしく思えた。 

 汗の効用だろうか。 

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