「3月末までには決めます!」
普天間基地の引っ越し先について、鳩山総理は断言していた。
ところが、昨日のコメントには驚いた。
「3月中と言っても、法律で決まっているわけではない。1日や2日、1週間延びたといっても問題ではない。要は、5月末までにアメリカ側と合意することが大事なのだ」
大要はそのような内容だったと思う。
大いに呆れた。
「綸言汗の如し」
一度口に出した君主の言は、汗が再び体内に戻らないように、取り消すことができない。(広辞苑第六判)
総理たる者、一度発した言葉は大きい。彼はそれを知らないらしい。
このような姿勢では、アメリカとの合意が取り付けられるのか。
アメリカ側が、「こんな総理と相談したくない!」と言い出しそう。
言い出しはしないだろうが、軽く扱ってくるに違いない。
まったく困った人だ。
私なら、自分の言葉に無責任な人とは、相談や交渉をしたくない。
裏切りを無邪気にやってしまいそうだ。
憐れ、日本国。憐れ日本人。
自分たちが選んだのだから仕方がないね! 自業自得というもの。
今日、党首討論が行われる。
どっちもどっちなので、まったく興味がない。外出する。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
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