大汐会報告ーその2
去る7月7日の大汐会は、14名の参加であった。
参加出来なかったメンバーの近況について、幹事から説明があった。欠席者の中に、連れ合いを亡くした者が2名。哀悼の誠を捧げたい。
酔っ払う前に、恒例の参加者の近況報告。司会は最年少のT,M君だ。しかし、今年のT,M君の司会は、少しばかり趣が異なっていた。毒舌っぽさが緩められ、やや優しくなった感じだ。
司会が優しくなったぶん、各人はマイペース気味となりがちなのだが、そこは永年の付き合いがあるので、それぞれが牽制し合いながらほどよく進行していった。
アルコールが容赦なく廻りはじめるにつれ、舌の回転もドンドンと調子を上げて行く。
外国旅行の報告、ボランテイアのこと、病気のボヤキ、農作業の状況報告などなど、内容が豊富な上に、失敗談や軽めの自慢話もあって、とにかく笑いっぱなしであった。
幹事の下支えがあってのことではあるが、40年という年月の積み重ねが、このような雰囲気を醸し出しているのだろうか。芳醇な日本酒を感じさせる幸せなムードだ。
写真の竹細工は、司会役をつとめたT,M君の作で、来年の干支の午。午年生まれのメンバーに進呈したようだ。私は戌年なのだが、会長の役得としていただいた次第。
蟋蟀やバッタなど、精緻を極めた作もよかったが、「午」のような飄逸な味もいいものだ。