新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

損をした気分

2021年01月31日 16時12分11秒 | 写真と俳句

    枯れきって鉄塔ひとり垂直に    ひよどり 一平

  (かれきっててっとうひとりすいちょくに)

    ・・・・・・・

 今日こそ出かけようと思ったが、あいにく北風が強かった。

「北風」と思っただけで今日の行動を変更した。素直なものだ。

 夕方近くなって風が弱まった。「シマッタ」と思うのだからなんとも締まらない。

 正直に言えば、少しでもよいから歩きたかったのだが、「寒さ」を予感したために歩かなかった。取り返しのきかない損をした。  

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ナンプレがいい!

2021年01月29日 19時08分48秒 | 写真と俳句

   葉牡丹にこころのいろのありしかな    ひよどり 一平

  (はぼたんにこころのいろのありしかな)

   ・・・・・・・

 ナンプレに凝っている。ルールはとても簡単。ボケ防止に有効かどうかは判らない。

 初心者用からかなりの難物まであるが、私は初心者用と中級どころの間で楽しんでいる。

 ゲームの相手が必要なわけではなく、その時の気分に応じて、独りでやれるところがいい。柔らか目の鉛筆と消しゴムがあればいいのだからとても手軽だ。

 そんなものでも、その日の調子によって良し悪しがある。好調な日はトントンと進めるが、悪い日はレベルを落としても進めない。

 ここ数日来は調子が悪い。疲れているのだろうか。

 こんな日は、どんどんレベルを落としてやっている。

 

 

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こんな夜は

2021年01月28日 19時46分55秒 | 写真と俳句

       苛立ちてついほそぼそと寒の梅     ひよどり 一平

   (いらだちてついほそぼそとかんのうめ)

    ・・・・・・・

 何を思ったのか知らないが、苛立ってしまっては終わりだ。

 咲かなくていい場面で咲いてしまっては、折角の白梅も可哀そうではないか。

 そんなことを思いながら、この花を撮った。一昨日のことである。

    ・・・・・・・

 外は氷雨。ほんのちょっとのことで、雨ではなく雪になりそうな寒さだ。

 昨夜は寝不足になってしまった。

 自業自得なのだが、寝不足は万事に堪える。

 

 

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日記のこと

2021年01月27日 11時58分55秒 | 写真と俳句

   短日の自転車の主見当たらず    ひよどり 一平

  (たんじつのじてんしゃのぬしみあたらず)

    ・・・・・・・

 何かの本に書いてあった。

「正月から書き始めた日記は長く続かない。むしろ何でもない日から書き始めた日記のほうが長く続く」

 それに倣って、何でもない日から日記を書き始めたのだが、ここのところストップしてしまった。理由は特にない。単なる怠惰だ。

 日記を書き始めた動機は、「記憶に留めたい」という健気な意気込みだった。

 日々に生じる物事の内、忘れたくない事柄を記憶するための作戦だったのだ。

 しかし、怠惰はそれを怠った。次はどうしようかと考えている。

 

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まだ飛ばず

2021年01月25日 19時45分17秒 | 写真と俳句

      寒鴉飛ぶさまと見せまだ飛ばず    ひよどり 一平

     (かんがらすとぶさまとみせまだとばず)

      ・・・・・・・

 私は冬の鴉が好きだ。ほかの季節のように、攻撃的でないのがいい。

 かなり憶病ではあるが、平素の表情を見せてくれたりする。

 もっとも、それとて私の勝手な解釈だ。実のところ、鴉の心の内は判らない。勝手に思い込んで、五七五にしているのだから、いい気なものだ。

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