【岐阜城臨時休館のお知らせ】
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、岐阜城を下記の期間臨時休館させていただきます。
期間:令和3年8月20日(金)から令和3年9月12日(日)まで
ご来場を予定されていた皆さまには大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、皆様のご理解・
ご協力をお願いいたします。
9月13日以降の予定は改めてお知らせします。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための岐阜城での取り組みについて
(1) 新型コロナウイルス感染症の感染防止策について(主なもの)
・スタッフのマスク及び一部手袋などの着用
・施設入口へのアルコール消毒液の設置
・来場者への体温測定
・来場者カード(氏名、連絡先等)の導入
・密を回避するための入場制限の実施
(2) 来館者の皆様へ(お願い)
・城内の密集緩和のために、少人数でのご利用をお願いします
・城内の混雑状況により、入場制限をさせていただく場合がございます
・体調がすぐれない場合や発熱のある場合などは、入場をお控えください
・せき、くしゃみ、のどの痛みなどの風邪症状や体調不良のある方は入場をお断りすることがあります
・入場の際には、来場者カードへの記入をお願いします
(新型コロナウイルス感染症感染防止以外の目的で使用することはありません)
・城内では、マスク着用をお願いします
(咳エチケットの順守をお願いします)
・観覧の際には、お客様同士の間隔をあけていただくようお願いします
・城内は観覧ルートに従って移動してください
※上記にご協力いただけない場合、入場をお断りすることがございます
皆様のご協力をお願いいたします
金華山(きんかざん)山頂に位置し、岩山の上にそびえる岐阜城は、難攻不落の城としても知られ『美濃を制すものは天下を制す』と言われるほどでした。
戦国時代には小説「国盗り物語」の主人公である斎藤道三の居城でもありました。その後、織田信長がこの城を攻略、城主となり、地名を「岐阜」に、「稲葉山城」を「岐阜城」に改めたといわれています。
現在の城は、昭和31年に復興され、鉄筋コンクリート造り3層4階構造で、岐阜市のシンボルとなっています。
城内は史料展示室、楼上は展望台として多くの人に親しまれています。
岐阜城に関する岐阜城跡石垣発見伝」と山上部の模型を作成しました。
マップと模型は、発掘調査案内所」で21日から展示、配布を始めました。
マップはA3判三つ折りで、山上部と山麓(さんろく)部を表裏で紹介。1984年から始まった戦国時代の主な石垣19件を写真とともに掲載しました。
織田信長期以降の大きく二つの時期に分かれていることや、大型の石材を使用した巨石石垣があることがわかっています。マップの解説には最新の調査の成果も記されています。
市文化財保護課では「石垣を巡りながら岐阜城を歩き、魅力を再発見してほしい」と。
山上部の模型は、3次元レーザー測量により約15万平方メートルのデータを3Dプリンターで立体化。大きさは縦25センチ、横35センチ、高さ16センチ。地形や曲輪、竪堀など精巧に再現し、観察することができます。マップと合わせてみると、石垣の位置関係を立体的に理解することもできます。
①岐阜城と金華山ロープウェー
織田信長が本格的に天下統一を目指した居城。天守閣の展望台からは伊吹、養老、御岳の山々や濃尾平野が一望できる。期間限定で360度のパノラマ夜景も楽しめる。
金華山ロープウェーで山頂まで3分。
山頂駅からお城まで徒歩で約8分。
●料金 (岐阜城)大人 200円/小人 100円
(ロープウェー)大人 1,080円/小人 540円
●岐阜城開館時間
〈3月16日~5月11日〉9:30~17:30
〈5月12日~10月16日〉8:30~17:30
〈10月17日~3月15日※〉9:30~16:30
〈※元日のみ〉6:30~16:30
●岐阜城パノラマ夜景〈平成27年度〉
〈4月29日~5月6日〉~21:30
〈7月18日~8月31日〉~22:00
〈9月1日~10月12日の土・日・祝のみ〉~21:30
●TEL.
(岐阜城)058‐263‐4853
(ロープウェー)058‐262‐6784
http://www.kinkazan.co.jp/
岐阜市歴史博物館
信長の時代を中心に岐阜の歴史文化を紹介。
当時の岐阜城下の鳥瞰模型や町並みの復元等があり、戦国時代の着物の試着体験もできます。
●料金 高校生以上 300円/小中学生 150円
●9:00~17:00(入館締切16:30)
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日) 祝日の翌日
12月28日~1月3日
●TEL. 058-265-0010
岐阜市大宮町2-18-1
名和昆虫博物館
ギフチョウの発見者で昆虫翁と呼ばれた名和靖が大正8年(1919年)に建立。
12,000種の昆虫と、30万余の標本を有しています。武田五一による設計で登録有形文化財です。
●料金 大人 500円/小人 400円
●10:00~17:00
●休館日 水・木曜日(祝日の場合は開館)夏休み期間は無休 12月~2月は、火・水・木曜日休み
●TEL. 058-263-0038
岐阜市大宮町2-18
岐阜大仏(正法寺)
江戸時代後期、竹、和紙など岐阜文化を結集して造られた高さ13.7m日本一の乾漆大仏。(大釈迦如来像)
●料金 大人 200円/小人 100円
● 9:00~17:00
●無休
●TEL. 058-264-2760
岐阜市大仏町8
加藤栄三・東一記念美術館
岐阜市出身の兄弟画家、栄三・東一両氏の作品を収蔵展示。長良川金華山の作品も多く描かれている。
●料金 高校生以上 300円/小中学生 150円
● 9:00~17:00(入館締切16:30)
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)12月28日~1月3日
●TEL. 058-264-6410
岐阜市大宮町1-46
長良川うかいミュージアム
日本初の「鵜飼」がテーマのミュージアムです。世界初の絵巻物型スクリーンで観る「ガイダンスシアター」や、参加体験型展示など見どころが満載。ミュージアムショップも充実しています。
●料金 大人 500円/小人 250円
●開館時間
〈5月1日~10月15日〉9:00~19:00(入館締切18:30)
〈10月16日~4月30日〉9:00~17:00(入館締切16:30)
●休館日
〈10月16日~4月30日〉毎週火曜日(祝日の場合は翌平日/5月1日~10月15日は休館日なし)、12月29日~1月3日
●駐車場 展示室観覧、ショップ・レストラン利用で最大90分駐車料金無料
●TEL. 058-210-1555
岐阜市長良51-2
http://ukaimuseum.jp
三甲美術館
ルノワール・シャガール・梅原龍三郎をはじめとする、著名作家の油彩・日本画・彫塑・茶道具等幅広いジャンルの美術品が展示されています。沙羅双樹も有名で、毎年6月中旬~下旬の見ごろには琵琶の演奏会も催されます。
●料金 大人 1,200円/高・大学生 800円/小・中学生 600円
●9:00~17:00 〈入館締切16:30〉
●休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
●TEL. 058-295-3535
岐阜市長良福土山3535
http://www.sanko-museum.or.jp/
(観光情報の拠点)岐阜公園総合案内所
「信長公の鼓動が聞こえる歴史公園」として、戦国時代の武家屋敷を模した造りで、岐阜公園の案内所です。
岐阜城入り口門は斎藤道三が築く
織田信長が築いたと考えられていた岐阜城の入り口にあたる門が、その構造などから斎藤道三によって築かれたことが岐阜市の調査でわかり、岐阜市教育委員会は「“信長の岐阜城”という認識を塗り替える発見だ」としています。
岐阜城の入り口にあたる「一ノ門」は、岐阜市のこれまでの調査で、巨大な石を使った石垣が確認され、城のふもとにある信長が築いた館にも同様の石垣があることから、信長が築いたと考えられてきました。
しかし、最新の調査で、積み方など石垣の構造が、美濃国の守護、土岐氏が築いた山県市の大桑城の門と非常によく似ていることが新たにわかったということです。
土岐氏は、岐阜城に居城したことがないことから、市は土岐氏と同じ時代を生きた斎藤道三が、大桑城と同じ技術を用いて「一ノ門」を築いたと結論づけたということです。
岐阜市教育委員会文化財保護課の内堀信雄主幹は「信長は新しい城づくりをした人物だと考えられてきたが、道三の城づくりも引き継いだことがわかった。“信長の岐阜城”という姿を塗り替える発見だ」と話しています。
織田信長の居城、岐阜城がある岐阜市の金華山の山頂で、12月、信長が築いたと見られる天守閣の土台、「天守台」の石垣が初めて見つかり、岐阜市は「安土城につながる天守閣の起源を考える上で重要な発見だ」としています。
7日、岐阜市の柴橋正直市長が記者会見で明らかにしました。
石垣が見つかったのは現在の岐阜城の天守閣の西側で、市が発掘調査を進めていた12月下旬、地表に出ていた大きな石の周りを掘り進めたところ、長さ1メートル80センチ、高さ70センチの石垣が見つかりました。
信長の時代以降に主流となった、大きな石の隙間に間詰石という小さな石を詰める方法で造られていることから、市は信長が築いたものと見ています。
現在の天守台の石垣は明治43年に再建された際に積み直されたもので、これまで信長の時代のものは残っていないと考えられていましたが、今回見つかった石垣は江戸時代前期に描かれたと見られる絵図「稲葉城趾之図」のものと同じ位置にあり、市は「安土城につながる天守閣の起源を考える上で重要な発見だ」としています。
岐阜市教育委員会社会教育課の内堀信雄課長は「今後も発掘調査を進め、信長が目指した城づくりの重要な部分を明らかにしたい」と話しています。
岐阜市は1月14日から18日まで、現地を一般に公開することにしています。
令和2年1月14日(火)~1月18日(土)
10:00~12:00 13:00~15:00
雨天中止(史跡岐阜城跡Twitter、岐阜公園内発掘案内所でご確認下さい)
12 月14日にリニューアルオープンした岐阜城。全4階は織田信長にちなんだ展示で統一されています。
岐阜市の金華山山頂に立つ岐阜城がリニューアル工事を終え、12 月14日に再オープンしました。
リニューアルは、来年1月に大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」のドラマ館が山麓の市歴史博物館内に開館するのに合わせて市が実施。4階建てで各階に岐阜の城下町や信長の城づくりの変遷、信長が見た世界などテーマを設けました。
展示品は信長居館跡から出土した金箔(きんぱく)瓦の複製など25点と従来より数を絞る一方で、案内パネルを充実。長興寺(愛知県豊田市)所蔵の信長の肖像画の複製が加わり、岐阜城にあったとされる、桃山時代の世界地図の複製も披露されています。
岐阜城と山頂の資料館を「信長エリア」