ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

サライ 2016年2月号の特集は日本酒です!

2016年01月09日 | さらに酔うもう一杯の日本酒に
サライ 2016年2月号大特集/日本酒   2016.1.9

 『サライ2016年2月号』は、日本酒の特集でした。
今年、呑むべき30本と殿堂入りの10本」です。
読んでみると、ぼくが飲みたい(独断と偏見で)と思った日本酒は、次の7本でした。

  『新政 ラピス 2015』 秋田・新政酒造
  『かすみ口万 純米うすにごり生原酒』 福島・花泉酒造
  『東洋美人 純米吟醸50』 山口・澄川酒造場
  『十四代 中取り純米吟醸 播州愛山』 山形・高木酒造
  『飛露喜 特別純米無ろ過生原酒』 福島・廣木酒造本店
  『而今 純米吟醸 千本錦無濾過生』 三重・木屋正酒造 
  『写楽 純米吟醸 備前雄町』 福島・宮泉銘醸  【拙ブログ 2015.10.9

見れば分かるように、手に入れるのが困難なお酒ばかりです。
手に入りにくいお酒ばかりで、少し精神的に好ましくありませんね。
しかし、ひょっとすると実際飲んでみれば、単なる憧れで旨さは至って平凡かも知れませんが。
東京では、何件かの大きな酒屋さんを丹念にめぐれば、このうちの何本かは手に入るのでしょうか。

pen 2015年11月号』でも、取りあげられていましたが、「口万(ろまん)」(福島・花泉酒造)の評価が最近、高くなっているようです。
ぼくが、今、一番気になっているお酒です。

岐阜の地酒では、所酒造さんの「房島屋」が取りあげられていました。

  『房島屋 純米生 おりがらみ 超辛口7号』 岐阜・所酒造

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今週の読書! 孤狼の血/偽りの楽園

2016年01月09日 | もう一冊読んでみた
 今週は、この2冊。
 孤狼の血/偽りの楽園

■『孤狼の血/柚月裕子』  2016.1.9

 柚月裕子氏の『孤狼の血』は、『このミステリーがすごい!2016年版』 国内編第3位に入った作品です。
また、12月21日に発表された、第154回直木賞(平成27年度下半期)の候補作にノミネートされました。
読んでみました。
この手の作品では、よくある話の展開であり、個性的な刑事、人情味溢れるヤクザなど、大凡の結末は想像出来ます。
読めば面白いのですが、ぼくにとって、心豊かになれる読後感は感じなかった。

    『 孤狼の血/柚月裕子/角川書店 』



■『偽りの楽園/トム・ロブ・スミス』  2016.1.9

 トム・ロブ・スミス氏の『偽りの楽園』は、『このミステリーがすごい!2016年版』 海外編第14位入った作品です。
話の最終部分になるまで、「母の告白は真実か狂気か」明かされなかった。
諄々と語られる母親の告発に、ぼくは、ガッチリとつかまれ、本を置くことかなわず、結局、どうなるんだろう?と最後まで付き合わされてしまった。
地味ではあるが、読ませる作品でした。

 女が虐待や不当な権力に対抗して立ち上がったときに、精神状態がおかしくなったと言って、女を黙らせようとするのは、何百年もまえから試され、おこなわれてきた方法よ。

 いつまでも誰にも見られていない状態が続くと、人間、自分の振る舞い方に関する考えが変わってくるものよ。受け容れられるものと受け容れられないものについての考えも。
でも、一番大切なのは、人間には逃れられるものと逃れられないものがあることがわかるようになることね。


 何かの決断をするときに大切なのは、ひとりになったときに自分をどう思うかということよ。

 あるのはただ森だけ。わたしの子供の頃にあって、わたしが死んだあともずっとありつづける森があるだけだった。

 好き嫌いを別にすれば、欲しいものはなんでもいつでも手に入れちゃう人って、やっぱり尊敬に値する人なのかもね

    『 偽りの楽園(上・下)/トム・ロブ・スミス/田口俊樹訳/新潮文庫 』

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