今週は、この1冊。
カイコの紡ぐ嘘
■『カイコの紡ぐ嘘(上・下)/ロバート・ガルブレイス』
「カイコの紡ぐ嘘」/私立探偵コーモナン・ストライク/を読みました。
上、下巻合わせてp793、活字は、少し大きめですが、それにしても長かった。
ぼくには、中程度の面白さでした。
ロンドンの古い街並みの雰囲気、レストランの臨場感など多いに楽しめました。
彼の経験から言えば、女とは、愛していればいるほど相手を変えようと奮い立ち、しかも相手もその心理を理解しているものと思いたがる生き物だ。
「仕事に対する使命感という概念が彼女には理解できなかった。世の中には理解できない人間もいる。彼らにとって仕事とはせいぜい、社会的地位だったり生活費を得る手段だったりする。
仕事そのものには価値を見出せない」
ある程度の高度に到達すると----街で評判のレストランやクラブを簡単に予約できない層から抜け出すと----ロンドンは突然、しごくせまい世間になるのだとストライクはつくづく思った。
『 カイコの紡ぐ嘘(上・下)/ロバート・ガルブレイス/池田真紀子訳/講談社 』
カイコの紡ぐ嘘
■『カイコの紡ぐ嘘(上・下)/ロバート・ガルブレイス』
「カイコの紡ぐ嘘」/私立探偵コーモナン・ストライク/を読みました。
上、下巻合わせてp793、活字は、少し大きめですが、それにしても長かった。
ぼくには、中程度の面白さでした。
ロンドンの古い街並みの雰囲気、レストランの臨場感など多いに楽しめました。
彼の経験から言えば、女とは、愛していればいるほど相手を変えようと奮い立ち、しかも相手もその心理を理解しているものと思いたがる生き物だ。
「仕事に対する使命感という概念が彼女には理解できなかった。世の中には理解できない人間もいる。彼らにとって仕事とはせいぜい、社会的地位だったり生活費を得る手段だったりする。
仕事そのものには価値を見出せない」
ある程度の高度に到達すると----街で評判のレストランやクラブを簡単に予約できない層から抜け出すと----ロンドンは突然、しごくせまい世間になるのだとストライクはつくづく思った。
『 カイコの紡ぐ嘘(上・下)/ロバート・ガルブレイス/池田真紀子訳/講談社 』