Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

ウミウシの卵?

2005-07-10 | ダイビング
リアスハーバーでの清掃活動並びに生物調査が本日行われました。雨が心配されましたが,波は穏やかで水底は透明度がよく5M以上はありました。水温は14度でした。この調査は,地元のボランティアダイバーにより行われているもので,水中における環境保全活動を柱に2002年に設立された団体(DNMといいます)です。年々参加者も増え,海を愛する輪が広がっています。特に,興味深いのは水中に生息する生物です。多様性もさることながら,水中にうまく適応した生活ぶりに感心させられます。潜るたびに感動の連続です。ダイバー=密漁をイメージする人もいますが,全くのナ
ンセンスです。研究のための採集は話は別ですが,生物観察は,漁獲する喜び以上の感動を味わう事ができます。ダイビングによる生物観察のすばらしさは実際にダイビングをした人でないとわからないようですが,何とか理解の輪を広げていこうと考え
ています。