Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

那珂川のアユ

2005-07-29 | 閉伊川調査
栽培漁業検定委員会出席のため、栃木県を訪問。平成13年新しく開設された水産試験場を見学しました。
概要を紹介します。
河川湖沼漁業と養殖漁業に力を入れている。アユの漁獲量は全国第一位。春にはアイソ(ウグイ)を食べる。川魚屋がいたる所にある。那珂川全長150km大規模な河川構造物が少ない、天然アユが多い。ミツバヤツメがいる貴重な川。年間30万人から60人がアユ釣りに来る。遡上は4月5日を境に遡上する。一日平均で10匹以上つれるので、10年間で減っているということはない。放流日数よりも、釣獲日数が上回っている。しかも、変動の仕方は放流とは関係ない。河川流量の多い年と、群れが少ない時は体重が重くなる。
・・・那珂川の河口はあの有名な涸沼を有し(ワカサギ放流の先進地)、サケの人工ふ化放流では日本最古の歴史を怒る川です。閉伊川と違って二つの県にまたがっているという大河川です。