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石についている粒がワカサギの卵です。白くなったのは死んだ卵。黄色っぽく手透明なのものが生きています。
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もう一度ワカサギの付着卵の拡大写真を掲載します。
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わかりにくいですが,人差し指の先端についている黒いものがワカサギの卵で発眼卵といい,体ができています。もうすぐふ化して海へ下ります。
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ここが閉伊川のワカサギの産卵場です。河口から3KM上流にあります。ワカサギはもともと海で成長し,産卵のときに川に遡上します。2つ目の段差の下に数多くのワカサギ卵が付着していました。地震により地盤が下がり,塩分を避けるためでしょうか,産卵場が20mほど上流に移動しています。震災前に調べた産卵場にはワカサギの卵は見当たりませんでした。