くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

歯・インプラントの基礎知識と診査診断について講演いたしました

2010年12月11日 | お知らせ

12月9日(木)に佐賀県アバンセにて、”現代歯科診療”の講演会が行われました。この講演会は3回シリーズになっており、この日は第1回目でした。

第一回目のテーマは”歯・インプラントの基礎知識と診査診断”でした。

質疑応答を含め一時間半の講演でしたが、イントロダクションは院長が、診査については小川が発表いたしました。

当院では、患者さまのお話を聞く問診から、お口の中の状態を把握する為に行う、診査はそのほとんどを衛生士が行います。

その後、診断を歯科医師が行い、治療へと進むのですが、その後の治療の基盤となるのが、一番最初の診査となります。

診査項目はたくさんある為、患者さまにとっては「早くここを治療してほしい」というご希望もあるかもしれません。

しかし、お口の中の状態をきちんと把握させていただき、計画を立てて治療を進めることにより、結果としては早く治療が進むことになります。

その診査方法は、ベテランであっても新人であっても、同じでなくてはいけません。

ベテラン衛生士は後輩を育てる為の努力を、新人は早くベテランに追いつく努力をします。

今回、この講演をするにあたり、当院のマニュアルの見直しから、後輩衛生士には撮影方法の動画を撮らせてもらったり、一緒に作業を行うことでお互いに多くの事を学びました。

また後輩が思っていた以上に成長していくのを感じ、毎日遅くなり大変ではありましたが、とても楽しい時間でもありました。

市丸歯科に勤務する事により、毎日の追われる忙しさだけではなく、発表をする機会を与えてくださる事により、よりやりがいを感じる事ができました。

また講演終了後には、後輩たちより「モチベーションが上がった!」という言葉を聞けました。これだけで、今回この講演をした意味があると感じました。

 

来年の1月27日、2月10日に第2、3回の講演予定となっております。

第2回  ”虫歯と不正咬合の予防と治療” 西(副院長) 、市丸(院長)

第3回  ”歯周疾患とインプラント関連疾患の予防と治療” 山口(歯科医師) 、市丸

となっています。今回、時間が押して十分に説明できなかった”歯とインプラントの生理と解剖”は第3回目に詳しく行う予定です。

次は私も手伝う側として頑張りたいと思います

くらのうえ市丸歯科

歯科衛生士 小川希和子